俺バイトクビになった。
木曜日夜に社長から電話で「明日から来なくていいから」と言われた。最初頭の中が真っ白になり状況がよく整理できなかった。クビの理由は仕事上のミスだとか人員入れ替えだとかダラダラと。
こちとら来年から社会人な俺がバイトクビと来たもんだ。自ら辞めると言ったことはあるよ。しかしクビ、しかも突然言われたのは初めて。バイトなんて使い捨ての駒だってことを身を持って知った形だ。このご時世正社員だってクビは当たり前で、リストラなんてのも当たり前になっている。でもちょっと待てよと。俺は別に駒として働いてるつもりもないし、生きているつもりもない。でも現実駒なんだよ。頭では分かっているけど、なんか無茶苦茶腹が立った。しかもこれも理由の1つに、俺は12月に辞めるから1ヶ月ぐらい前倒しに辞めても変わらないだろといわれた。
ふざけんな。
俺は12月まできっちりやって、バイト仲間にも挨拶して辞めたかった。でもそんな個人的な感情はどうでもいいのが会社。利益を追求するのが会社です。まあ今回いい社会経験したと思えればいいなんて気持ちは全く無い。社会に出たら毎日が理不尽のオンパレードだろう。
社会で働く前の前提として会社は自分を幸せにしてくれない現実を内定もらってる学生はちゃんと知っているのだろうか。企業のブランドとかイメージとかで就職決めてるバカたれが多すぎ。仕事がきついとか、人間関係がとか言う前に他人は誰も自分を幸せにしてくれないという意識を持った方がいい。
実はこの怒りの根底にあるのは、2年間働いていたこととバイト先が好きだったから。最悪な形で仕事を辞めた俺はまずバイト仲間に会わす顔がない。社長と楽しく話したことも何度かあった。バイトは和洋中のデリバリーだったんだけど、飯もうまかった。なんて想い出がぶわーっと走馬灯のように思いだしたが、人間は恐いもので今は消し去りたい記憶のみ。
今日制服返すからバイト先に寄ってみれば、おれの名簿は黒マジックで真っ黒に消され、シフト表からも完全に消されてまるで死人扱い。ここで働いた2年間なんだったんだこりゃ。面白いわ。そらリストラされた人が自殺する気持ちもなんとなく理解できる。
仕返しとまではいかないが、このまま黙って死人になるわけにはいかない

