幕別町のとある小川で、魚の生態調査をしましたので
今日はその報告です。
大学のレポートっぽくしてみましたw
目的:イトヨ及びトミヨ属の生息数、生態を調べ考察する
方法:タモ網を使い、魚種、大きさを測定
場所:メン川上流~下流域(十勝川合流口)
気象条件:天気 晴
調査時間 13:20~15:30
外気温 +6.4℃ 水温 +10.5℃
気圧 1017 hPa
風向 西
風力 3~4
図1.橋の上から撮影したメン川
図2.中流域
結果:イトヨ 11匹 (4~5cm)
イバラトミヨ 32匹 (1~3cm)
エゾトミヨ 2匹 (2cm)
図3.捕獲した個体の一部
考察: イトヨは図1の橋を境にして、これより下流域には全く見られない。
つまり、メン川ではイトヨとトミヨで棲み分けていることが分かる。
しかし、一方でイバラトミヨとエゾトミヨは混在している可能性が
高いと思われる。
図1~2から分かるように、メン川はとても小さい河川である。
それゆえ、水深が浅く、雨や雪解け水で川が増水しない限り
魚(トゲウオ)が上流あるいは下流域に移動するのは困難である。
限られて、しかもかなり閉鎖的な環境下で、多くの個体が存在
しているのだから、メン川に生息するトゲウオ達は陸封型の
繁殖形態をとっている可能性は十分にありえる。むしろ降海
する両側回遊型は、生息あるいは繁殖に非常に不利であるだろう。
感想: イバラトミヨは小さい個体が非常に多かった。おそらく稚魚であると
思います。親個体はほとんど居なかった。
ちなみに水温がかなり高いのは、温泉排水も流れているためです。
川には魚の他にマルタニシも居ましたが、不法投棄されたゴミが
多く存在し、タバコの吸殻や中身の入っている缶ジュースもありました。
トゲウオが全国的に保護されているにも関わらず、地元の人たちは
真逆のコトをやっていて、とても残念に思いました。
自然豊かで様々な生物が生息できる十勝平野。身近に自然が
触れ合えるチャンスが多いのだから、もっと自然を大切にしなきゃと
感じました。


