U-10の初公式戦・・・  ~指導コンセプト編~ | 11の魔法で子ども指導 

11の魔法で子ども指導 

池上正さんの「サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法」という本を教科書に、

フットボール指導から学んだノウハウを活かして、

戦術的ピリオダイゼーション理論をベースとした『複雑系の指導』を追求中!!



以前から書いておりました、7日・8日はU-10の公式戦にいってきました。

僕自身としてはこの大会に対するテーマに、

きちんと子ども達をもっていくことができ、指導としては成功であったと思っております。

今日はその詳細をご紹介します音譜





●テーマ:「初の公式戦を、自分達の力で挑んでみよう!」


2チーム登録しましたので、各チームのメンバーを均等割りでグルーピングし、キャプテン1名・副キャプテン2名を選出しました。

キャプテンには、大会概要とリーグ戦表やタイムスケジュールを渡し、自分達でスコアを付け、積極的に主体的に大会に挑むオーガナイズにしました。

オフ・ザ・ピッチでの行動は全て選手任せにしております。(昼食のタイミングも含め)

もちろんフォーメーションやポジション・メンバー交代も、各チームが自分達の目標を達成するために、子ども達自身に決めさせ、試合に挑むというというスタンスで行いました。

キーパーは3名より選出という条件もありましたが、各チーム1試合で全員出場、1人最低15分(ハーフ)は出場することにしています。



●プレーにおける目標:

<攻撃>

「相手にボールを触らせない様にしながら、チャンス(スペース)から点をとる」


攻撃に関しては、攻撃の大きな目的2つ「ゴールを奪う」と「ポゼッション」をさせるための目標です。

基本的な技術が低すぎるので、そこはトレーニングにて改善すると割り切り、まずはきちんとサッカーをさせてあげること、原理原則を理解させるコーチングを重要視しました。

特に気をつけて指導していたことは・・・

・オフの選手の良いポジショニング(近くにいる相手との距離)

・オフの選手がチャンスを作るために、チャンス(スペース)に走りこむ(ボールより前方でパスコースを作る)

・オフの選手のチャンスを見つける力(そのためには何を観ないといけないのか?)

・オンの選手がリラックスして、「観れる」スピードで、チャンスな部分にボールを運ぶ



<守備>

「相手のボールを触れる場所で、ボールを奪いにいく」


オン・ザ・ボールにおける守備のトレーニングをしていないので、全く持って期待をしてはいませんでしたが、

守備の大きな2つの目的である「ボールを奪う」「ゴールを守る」ための目標です。

ここで重要視していたのは・・・

・オンの選手は、ゴールを隠しながらボールを奪いにいく

・ボールを奪える正しいポジショニング(相手との距離)

・ボールだけを観ず、どこがピンチなのか?(それを知るために何を観ないといけないのか?)

・そのピンチな部分に対して、正しいポジショニングを取れているのか?





●僕自身としての目標

ここは監督である僕自身の話なのですが、特に気をつけていたことをご紹介します。

クラブの副代表コーチ(都道府県トレセンスタッフ)にアシスタントに入ってもらい、試合後にコーチング部分での指摘を頂く形をとっていました。


<オン・ザ・ピッチ>

・子ども自身が判断してプレーする様に、具体的なプレーの指示・命令は絶対禁止

・失敗や成功をきちんと見てあげられる観察力

・プレーを修正してあげられる、効果的なコーチングの言葉使い(言語技術)

・シンクロコーチングの効果をUPさせるための、コーチングのタイミング


<オフ・ザ・ピッチ>

・基本的にはノータッチで、選手自身の経験値を上げてあげる

・子ども達の失敗が、結果として表面化する様な環境の整備

・アシスタントコーチとの連携

・保護者への指導方針に関するコミュニケーション






次回は、この指導に対してどの様な失敗や成功があったのか・・・

「選手の分析・評価編」をお送りしたいと思います!


その次は「指導者の分析・評価編」です。