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いじめられた時、人はどう対処するか。

第1が闘う。

第2が無視 するか遠ざかる。

第3が負けて自滅する。

この三種類以外 、行動の取りようはない。

子供には、このうちのどれを取ったらいいか判断するのは無理だから、親がその方法を示唆してやればいい。

第1の方法にはいろいろなやり方がある。

新聞社や教育委員会 に投書する。

一人でご飯を食べろと「村八分 」に遭ったら、わざと嫌がらせ に、

校長室の前、校庭、玄関、廊下など人目のつくところで食べる 。(中略)

第2の無視か避ける方法には登校しないという方法が最も簡単 だ。

別に学校に行かなくてもいいのだ。

家で本を読んでいる方がずっと身につくものが多いということもあるだろう。

するとそのうち調査があるだろう。

そこで理由をぶちまければいい。

第3が一番いけない。

「人をいじめるような愚かな人々 犠牲 になることは、人生の敗北だ」

とこれは親が教えることだ。

というより親しか教えられない部分だ。

昔から人をいじめる子供の背後には、必ず精神の卑しい親の影が見え隠れしていた。

自分の家は持ち家のマンション 、「あのうちは民間 アパート を借りているのよ」とか、

うち大学卒だけれどあそこのお父さん は高卒だとか、あからさまに侮辱的に私にいった母親もある。

社会的地位貧富の差 、などを信じている愚かな人たちからは、こちらの方から遠ざかる他はない。

強い父母 が世間に立ち向かって強い子供を育てるのである。(曽野綾子


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