前言無視 、責任逃れの発言が多い、とマスコミ はしきりにたたくが、

そもそも中国に対してあってはならない尻尾 の振り方をし続けたの

は、日本のマスコミだったのである。今から40年前、産経新聞

時事通信 を除く日本のマスコミは、絶えず脅し を受けながら、

特派員を受け入れて もらうために、完全に中国政府の意図を

代弁する記事を書き続けた。尖閣 の小競り合いの結果を、

今の民主党 の政治的手腕の欠陥と言うのなら、マスコミも

自社が書き続けた過去の無責任な、歯の浮くような

中国礼賛記事の責任を十分に取るべきだろう。

マスコミは戦後一切の抵抗の精神を失い、今も部分的に失

ったままなのである。

平成22年10月20日付け「曽野綾子 の透明な歳月の光」

から抜粋。