
こちらへご挨拶に行ったのは5月末…
仕事は好きだけれど環境が日々悪く…
仕事まで嫌いになりそう…
そんな風に思っていた頃でした

鳥居をくぐって思ったのが…
アットホームな感覚でした

もっと若い頃にせっせとお勉強が出来るようにご挨拶していたら…
今とは違う仕事をしていたのかな…
休憩中のサラリーマンの方が何人もお参りしては境内のベンチで休まれてました

「あなたの名前は覚えられないけれど、あなたの笑顔が大好きなの。ホラ、その笑い方」
そう言って私の両頬を小さな手でそっと包んでくれた利用者さんの声が聞こえた気がして…
もう…何年も前…
今の仕事を何故選んだのか…
何故ケアマネを取らないのかと聞かれる度に
「この仕事が天職だから、なんつって」と言っていたのを思い出しました

最近言ってなかったな…
環境は悪いけど…
必要としてくれる利用者さんと一緒に…
笑顔をいっぱい咲かせよう
いつ会えなくなるか判らないから…
私もハナさんの笑顔が大好きだったよぉ~
もう見られないけれど思い出す時
ハナさんの両手の感覚…
いつもそばに感じるよぉ~
過去は終わった事だし
明日なんて誰にも判らない
今を大切に
私らしくこの瞬間を抱き締めて…
泣きながら頂いたおせんべいだからしょっぱかった
