2018年12月27日(木)

 

『ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード』を観たあと、同じシネマカリテで続けてL7 のドキュメンタリー『 L7:プリテンド・ウィ・アー・デッド 』も。

 

僕はヘヴィロックやグランジが音的に苦手なほうだったのでL7はまったく通ってこなかったんだが、これはめちゃめちゃ面白かった。どこまでも破天荒で挑発的。レディングで客に泥投げられて、ムカついて使用済みのタンポン投げ返すとか、ヒエ~。女性でバンドやるのが今の百倍たいへんだったあの時代にああいう姿勢を貫いたのはホントに凄いが、それはやっぱり苦闘であったのだなと。通ってないながらもあれ系のなかでは大成功してるバンドだと認識していたのだが、最後のほうとかあんなにも極貧だったとは…。

 

こちらはライブシーンもたくさんあって、バンドをよく知らない人が観ても楽しめる作品かと。スリッツとはもちろん時代も国も音楽性も品性もまったく違うけど、女性で自由にものを言って表現することの拘りという意味で共通点はあり。あと、もうひとつ思わぬ共通点は……ツアー中、道端での放尿! w

 

https://www.youtube.com/watch?v=CI10D4wvBas