2018年8月26日(日)
新宿レッドクロスで、夜のストレンジャーズ。
週末は2日続けて新宿のレッドクロスに。一昨日はザ・たこさん。昨日は夜のストレンジャーズ。ザ・たこさんが結成25周年で、夜ストが20年(因みにレッドクロスは15周年)。メンバー交代とかもありながらとにかくあれこれ乗り越えて続けてきて、そんで今が最高の状態にあるって、それ、素晴らしいことだよなぁと実感した2日間でやんした。バンドっていいねえ。以下、昨日の夜ストにしびれて、帰ってビール飲みながらしたツイートです。
「夜のストレンジャーズat新宿紅布。ベースがキリに変わってから初めて観たんだが、超最高だった。三浦さんの言う通りロックンロールバンドとして「死んでたわけじゃないけど息を吹き返した」感じ。ぶっとばしてたなぁ。なんたって笑顔がすげぇ増えてて、3人ともキラキラして見えた。惚れ直しました。」
「曲と曲の間にときどき(チューニングなどで)静かな間があったのが以前のライブだったが、今夜はそれが全くなく、次から次へと流れよく曲を繰り出していった。よってこっちの気分はどんどんアガってく一方。だから2時間10分くらいの長尺ライブがあっという間に感じられた。」
「ロックンロールの持つ怒りも切なさも励ましも希望もロマンチシズムも夜ストの曲は含んでいるわけだけど、何より今は楽しい成分がドバドバ溢れ出てる感じ。ロックンロールはこんなに楽しくて、聴いててこんなに嬉しい、ってことを今夜のライブは強く思わせてくれたなぁ。」
あと、こんなふうにも思ったな。
僕はマキ子さんのベースが大好きだった。ピックでギターみたいにベースを弾くマキ子さんだったけど、なのにそこからソウルの香りやときどきブルーズの香りがした。昨夜キリくんにかわった夜ストを観てて、そういうソウルやブルーズっぽい香りはそんなにしなくなったけど、ロックンロールやブギの強度は倍増してんな、と。彼の人懐こいキャラによってか、三浦さんもテツオさんもとにかく楽しそうで。あと、曲と曲の間でミウラさんがチューニングなどしていて静かになったときに、場の空気を察してキリくんがすぐに何か言葉を発して繋げるのがすごくいいよなと。つまりムードメーカー的なところが彼にはあらかじめ備わっているようで、それによって三浦さんもテツオさんもお客さんもみんなリラックスして楽しめる、ってことなんだな。そんなわけでバンド全体、ライブ全体にいい意味での軽みが出てきてた。まさに新生夜ストって感じ。
それにしても名曲だらけ。僕は、ロックンロールって夜ストのことなんじゃないかとすら思ったよ。ああ、今の夜ストをフジロック・苗場食堂で観てみたい。もっといろんな場所で観てみたい。