2017年1月16日(月)

 

ブルーノート東京で、レイク・ストリート・ダイヴ。

 

ボストンで結成されたマルチジャンルな4人組バンドの初来日公演。無邪気でハッピーで自由さの溢れているステージ……という見せ方ながらも、実は相当コンセプチャル。楽しんでやってるのは間違いないけど、実はけっこうクールに頭脳で考え、いまどきほかのどんなバンドもやらないことをやろうとしている(やっている)のだろう。そういう頭のよさも伝わってきた。

 

演奏の腕前はそれぞれ相当のもの。特にウッドベースの姉さんのプレイが凄い。サービス精神もたくさん持ってて、僕が観たこの回はプリンスの「プレイス・オブ・ユア・マン」をカヴァーしたりもしてたけど、クイーンの「ボヘミアン・ラプソデイ」をやった回もあれば、ジョージ・マイケルの「フェイス」をやった回もあるようだ。正直、全体的にやや一本調子なように僕には感じられたのだが、そういうサービス精神があったり、ア・カペラっぽく聴かせる場面などもあったのがよかった。