東京国際フォーラム ホールAで、Superfly。
いままでのSuperflyのライブとはいろんな意味でずいぶん印象の異なるライブだった。
去年はフェスや対バン・ライブなど、凝った演出など何もなく、声ひとつで勝負するライブばかりを彼女はやってたし、その前の『Force』まわりのツアーにしたって、ああいうロックな作品だった故、やはり演出云々よりも彼女の声と動きで引っ張っていく内容のものだった。
今回のように映像演出含めていろんな要素を盛り込んだライブは久しぶり……というか、考えてみたらキャリア初のことだったかもしれない。
だから、今ツアーを観るのは今日が初めてだった僕としては、めちゃめちゃ新鮮だった。本人も何度か言ってたように「新しいSuperfly」を存分に感じることができたし、それを楽しめた。
ロックの「ライブ」というよりは、ある意味では昔ながらの「ホールコンサート」といった感じで、彼女のMCはいつもより丁寧だったし、お辞儀の時間すらも長かった気がする。それはもちろん、そういうライブにしようと意識してのことだろう。もちろんお馴染みのロック曲でバーンと盛り上げる時間帯もあるが、そうじゃない何かを見せて聴かせる場面がそれを上回ってたくさんあった。
「楽しかった」とも言えるし、「グッときた」場面もあるし、「昂揚した」曲もあったけど、全体をまとめて一言で書くなら…「面白かった」。もちろん完全にいい意味で僕はこう書いてるんだが、「面白いライブを観たなー」というのが終わってまず思ったことだ。Superflyのライブを観てそんな感想を持ったことがなかったので、それが自分でも新鮮だったし、つまりそれは彼女のキャパシティが大きく広がったことによる感触だったと思ってもらっていい。
あと、これも肝心なことだが、サウンドも従来のバンドサウンド表現だけでなく、しっかりいまの時代に向けてアップデートされたものだった。それがどういう音だったかはまだ書けないが、なにしろそれもまた新鮮だった。
あと、これも肝心なことだが、サウンドも従来のバンドサウンド表現だけでなく、しっかりいまの時代に向けてアップデートされたものだった。それがどういう音だったかはまだ書けないが、なにしろそれもまた新鮮だった。
それにしても、あんなに多彩なアルバムの曲をよくひとつのライブのなかでちゃんとまとめて構成できたものだ。いや、多少の強引さもあるにはあった。が、それもまた「面白い」という感想に繋がるものだった。
一方向ではなく、こんなにいろんな方向性の曲群をひとつのライブのなかで散漫さを感じさせずに表現できる。それがいまの志帆ちゃんであり、進化した「新しいSuperfly」ということだ。
