4月3日(金)

渋谷タワーレコードで、藤原さくら。

ノラ・ジョーンズやヤエル・ナイムに影響受けて現在の音楽性を確立したという19歳のシンガー・ソングライター、藤原さくらさん。昼間J-wave聴いてたら彼女のスタジオライブをやってて、その2~3時間後にビクターさんでインタビューさせてもらって、夜は渋谷のタワーでインストアライブを観てきた(ってな藤原さくらデイ)。

盤もそうだけど、ライブでも柔らかさのなかに芯の強さが見えて、とてもいい。スモーキーめのヴォーカルが第一の魅力だけど、ギターもうまくて、「Cigarette butts」という曲でのザクザクしたストロークがライブだと尚更印象的。キーボードの女性とも息があってて、よかった。いつかバンド編成のライブも観てみたいものだ。

最近は「ギター女子」ってのがブームだそうだが、そう呼ばれてる大半のコは元気溌剌で、なのに歌詞はといえば自意識の葛藤の押しつけとか安易な言葉で同世代の共感求めるようなのばっかで、僕なんかからすると気持ち悪くさえなるものも多いんだが。藤原さくらさんはその対極。歌詞しかり歌唱しかり音楽そのものを伝えんとする姿勢しかり、(本人にそういう意識はないだろうけど)ある意味いまどきのギター女子のカウンター的とも言えるあり方で、そこもいいなと。っていうか、あれです。ようやくこう、ひとりで家で読書したりするのが好きなコとかも自然に好きになれる等身大のシンガー・ソングライターが現れたなという感じ。メジャーデビュー盤の楽曲群は高田漣らのアレンジとも親和性が高く、僕ぐらいの世代の音楽好きも素直に「ああ、いいなぁ」と感じられるもので。ギターを弾いて歌う若い女性シンガー・ソングライターのなかで、応援したいのはReiちゃんと藤原さくらさん、このふたりです。