10月8日(水)
下北沢SHELTERで、GOOD BYE APRIL。
驚いたことにいきなり名バラード「I'm for you」を1曲目にもってきたこの日のライブ。けっこうタップリめにやったはずだけど、あっという間に感じられた。曲の並べ方が練られているからそう思うのかもしれない。
新しめの曲も前からの曲も同じようにいい。前からの曲も微妙にアレンジが変えられていたり、何よりいま現在の気持ちで奏でられ歌われているから、響きがフレッシュなものになる。今夜の「深海プラットフォーム」はとりわけそのことを強く感じた。やけにエモーショナルだったな、今夜のあれ。
そしてそこからの「ブルー・ライト・ブルー」への流れもまたよかった。あと、本編最後にやった新曲の詞世界が、これまでのAPRILのタッチとは少し違ってて新鮮だった。伝わりやすく、多くのひとのココロをスッと捉えそう。
ワンマンということもあってメンバー全員相当気合いが入っていたようで、気持ちの前のめり感が(よくも悪くも)演奏に現れていたところもあったが、まあそういうところもまたライブの面白さ。
あと、倉品くんの歌い方に微妙な変化があったりもした。いままではなるべく楽曲のもとの形に沿って素直な歌い方をしていたが、今回はちょっとフェイクっぽい感じを挿みながら歌われた曲が前半いくつかあったのだ。あれは意識的なのか無意識なのか、どっちだろう。
ところで彼らは自分たちのことを不器用だという(あとでもらったセトリと告知の書かれた紙で、メンバーのうちふたりが「不器用だけど…」みたいなことを書いている)。実際そうかもしれない。けど僕は不器用なバンドが大好きだ。不器用だからこそ信頼できる。器用なバンドはあまり好きじゃない。不器用な者が心を込めて奏でる音楽のほうがグッとくる。
GOOD BYE APRIL。器用なひとには作れない歌をうたい続け、これからも器用になどならずに進んでいってもらいたい。
あ、そうそう、えんちゃんのカレンダー、買いました。えんちゃんの描く絵、大好き。
