ついこの前、さあフジロックだ~、夏が本格的に始まるぞ~、ってなモードだったのに。
過ごしやすいのはいいんだが、なんだかちと寂しくもあるような。
早いものでフジロックから1ヶ月ちょい。
時間に余裕が出来たらフジのことをがっつりブログに書こうと思いながら、あっという間にひと月が経ってしまい、結局前夜祭のことを書いただけ。
今になって3日間のライブレポ的なことを書くのもなんだか間抜けな感じだし、記憶もだいぶ薄れてしまった。
とはいえ、自分にとっての備忘録として何を観たかくらいは記しておきたい。
ということで、今更ではありますが、観たものと一言感想だけここに残しておくことにします。
7月25日(金)
ROUTE 17 Rock,n,Roll ORCHESTRA(グリーン)→SOOO BAAD REVUE(ヘヴン)→阿部芙蓉美(木道亭)→Steve Nieve-Joh Summer-Tall Ulysse-TOGETHER(オレンジ)→GARLAND JEFFREYS(ヘブン。2曲程度)→FIRST AID KIT(ホワイト)→ROVO and System 7(ヘブン)→大森靖子(アヴァロン。前半数曲だけ)→THE YOUNG PHILADELPHIANS(オレンジ)→DISCLOSURE(ホワイト)→大友良英スペシャルビッグバンド・フェスティバルFUKUSHIMAオールスターズ大盆踊り大会(オレンジ)→BASEMENT JAXX(ホワイト)→MATE POWER(苗場食堂)→JUNGLE(レッドマーキー)→LUCHA VAVOOM(パレスアリーナ)。
呑んで喋ってGAN-BAN付近で寝落ち。午前4時過ぎに帰宿。
再結成SOOO BAAD REVUE。北京一のパフォーマンスはやはりなんとも独特で味があって面白い。山岸潤史の弾きっぷりに見とれたりも。
ディスクロージャーは観るのがもう3回目とあって新鮮さはなかったが、ホワイトという広い場所であの音が広がっていくということの気持ちよさがあった。
JUNGLEはライブがどういうものになるのか全く想像がつかなかったが、怪しさのなかにもしっかりと昂揚感のあるダンス・グルーブが伝わってきてよかった。
ベストアクトはFIRST AID KIT。ハーモニーが素晴らしく音楽的な魅力がダイレクトに伝わってきた上、ふたりの可愛さも際立っていた。特にヨアンナの吃驚するくらい滑らかな日本語MC。ああ、好きだ―、このふたりのことが大好きだー、と、言葉に出して言いたくなったほど。あの場所との相性も最高だった。
7月26日(土)
THE WATERBOYS(グリーン)→JONATHAN WILSON(ヘヴン)→山本精一+勝井祐二+沼澤尚+内田直之(アヴァロン。2曲程度)→PRESERVATION HALL JAZZ BAND(オレンジ)→THE LUMINEERS(ヘブン)→DAMON ALBARN(グリーン)→ARCADE FIRE(グリーン)→THE INSPECTOR CLUZO(苗場食堂。終盤数曲のみ)→THE BLOODY BEETROOTS LIVE(レッドマーキー)。
呑んで喋って午前4時頃帰宿。
午前中は宿でぐすぐずして、ライブを観始めたのは14時のTHE WATERBOYSから。そのTHE WATERBOYSが圧倒的に素晴らしかった。マイク・スコットはギターも声も強く激しく、バンドの音には強烈なグルーヴがあった。マイクとヴァイオリン奏者との絡みはヒリヒリするもので、後半のどこかシアトリカルな見せ方もユニークだった。31年目の初来日にして期待を大きく上回ったパフォーマンス。この日のベストアクトだ。
ほかにもこの日はいいライブをたくさん観たという印象。
観客の中に分け入って演奏したLUMINEERSはすごく気持ちのこもった情熱的なライブだったし。
先頃出したソロ作の曲を地味めに聴かせるのかと思っていたのでさほど期待してたわけでもなかったデーモン・アルバーンは、しかし予想に反してゴリラズの曲(確か5曲くらいやったか)もブラーの曲(2曲やったかな)も歌うサービス精神を発揮。よく動き、信頼している日本のファンと一緒に最高のステージを作り上げるのだというポジティブな気持ちがびんびんに伝わってきて、感動した。わけてもブラーの「End of a Century」がやけにグッときたな。
7月27日(日)
OWEN PALLETT(レッドマーキー。後半3曲ほど)→OK GO(レッドマーキー。前半4~5曲)→TRIM=吉田美奈子&河合代介DUO meets 村上PONTA秀一(オレンジ。前半4曲程度)→NORMAN WATT-ROY(ヘヴン。中盤3~4曲)→THE STRYPES(グリーン。中盤4曲程度)→ASGEIR(ホワイト)→ザ・ルースターズ(グリーン)→久保田佳代(アヴァロン。3~4曲)→憂歌団(オレンジ)→KELIS(ホワイト。1曲だけ)→LORDE(レッドマーキー)→OUTKAST(ホワイト)→RIDDIMATES(苗場食堂。2曲程度)→THE POGUES(グリーン。前半4~5曲)→blues the-butcher-590213 with 佐藤タイジ、山岸潤史(苗場食堂)。
2時過ぎに帰宿してちょっとしてから宿を出発。6時半頃帰宅。
この日はこっちからあっち、あっちからこっちと、よく動いた。
ASGEIRは、前にスタジオコーストで観たときよりも遥かによかったな。初来日だったそのときと内容が大きく変わったわけではないし、パフォーマンス力が一気に上がったわけでもない。シャイな彼は相変わらず愛想がなく、MCらしいMCもなくてただ曲終わりに「ありがとう」と言うだけだったが、にも関わらず今回のライブが断然よかったのは、ひとえにホワイトのあの場所との相性による。後ろに山があり、ちょうど雨があがって雲の合間から光が差し、しかも夕刻といういい時間帯。そこに彼の柔らかな歌声が溶けて、幻想的とも言えるようなムードが広がっていた。こう言っちゃなんだが、クラブやホールで観てもここまで印象深いものにはならなかっただろう。それ故、吃驚するほどたくさん集まっていた観客たちみんなが笑顔で「よかったねー」と感動を口にしていたことも印象的だったし、アルバムのライナーを書いた身として、それがとても嬉しかった。
ASGEIRは、前にスタジオコーストで観たときよりも遥かによかったな。初来日だったそのときと内容が大きく変わったわけではないし、パフォーマンス力が一気に上がったわけでもない。シャイな彼は相変わらず愛想がなく、MCらしいMCもなくてただ曲終わりに「ありがとう」と言うだけだったが、にも関わらず今回のライブが断然よかったのは、ひとえにホワイトのあの場所との相性による。後ろに山があり、ちょうど雨があがって雲の合間から光が差し、しかも夕刻といういい時間帯。そこに彼の柔らかな歌声が溶けて、幻想的とも言えるようなムードが広がっていた。こう言っちゃなんだが、クラブやホールで観てもここまで印象深いものにはならなかっただろう。それ故、吃驚するほどたくさん集まっていた観客たちみんなが笑顔で「よかったねー」と感動を口にしていたことも印象的だったし、アルバムのライナーを書いた身として、それがとても嬉しかった。
それからグリーンで観たルースターズ。激しく燃えた。次から次へと出るわ出るわ大江在籍時代の代表曲がこれでもかと。そりゃあ興奮せずにいられよか。
オレンジコートの憂歌団は、隣のヘブンでやってたスカタライツの音がガンガン聴こえてくるという状況下で、木村さんは何度も「うっさいわ、ボケー」と叫んでいたが、それでもいつもながらのマイペースで飄々と演奏。声の出と伸びは非常によく、野音のときよりもこっちのほうがよかったんじゃないかという印象だ。
OUTKASTも見せ場がたくさんあって飽きさせず、素晴らしかった。
苗場食堂のblues the-butcherはまるで火の玉のように熱かった。ここでも山岸潤史が大活躍。山岸は今年のフジのいろんな場面で弾きまくっていたな。
といった感じで、この日も前日に続いていいライブを本当にたくさん観ることができたが、そんななかでもベストアクトはといえば、ぶっちぎりでLORDE。あまりにも圧倒的な存在感に鳥肌立ちっぱなし。大袈裟じゃなく30年に1度の才能だと確信した。
前夜祭で観た2組含め4日間で40組のライブを観たが、そんなわけで今年のベストアクトはといえばダントツでLORDE。
観たかったFANFARE CIOCARLIAやBARBARELLA'S BANG BANGが、ほかとのカブリで結局観ることが出来なかったのは残念だったが、カラダはひとつしかないのでしょうがない。またの機会を楽しみにしよう。
あと、個人的には今年は夜遊びをヘンに控えてしまい、毎年深夜にハシャいでたクリスタル・パレス・テントに一度も行かなかったことが後悔と言えば後悔。





