今夜はストーンズ来日公演2日目。
楽しみに決まってるけど、もう今夜が終わったらあと1回しかないのかと考えると寂しくなっちゃうね。
んなこと考えずに今日を楽しみ尽くさねばw

だいぶ遅れたけど、さくっと初日の感想を書いときます。


2月26日(水)

東京ドームでザ・ローリング・ストーンズ。

物販の販売開始時間が13時頃だというので、なるべくその時間に行くつもりでいたのだが、どうしてもその日に入れねばならぬ原稿に手間取って、家を出たのが15時半過ぎ。
電車のなかでツイッターを見ると、その時点で既に長蛇の列ができてて、買うのに1時間半並ぶとのこと。
出遅れ感でもともとない肩をさらにがっくり落としながらドームにつき、最後尾についた時点で2時間待ちというアナウンス。
やべぇ、開演に間に合わないかも……と思いながらも、まあ18時半開演といっても始まるのは19時頃だろと読んで、並びましたよ、そこはやっぱり。
Tシャツ、あとでギミーシェルターあたりでも売るだろうと思いながらも、それはそれ。物販を並んで買うこと含めてのイベントだっちゃうことで。

で、アナウンス通り、ようやく売り場に辿り着けたのは2時間経過した18時半頃。
あらかじめ選んでおいたやつをババババっと大人買いして、いざ、会場へ。

席について「ふ~、間に合った」と一服……したのもつかの間、ちょうど19時くらいに照明が落ちて開演となった。
1曲目は……きっと「スタート・ミー・アップ」だろうけど「一人ぼっちの世界」で始まったら最高なのになぁ、というぼくの願いが叶って、きましたよ「一人ぼっちの世界」!
当然、ウギャアッと大興奮。で、ここからの2~3曲はぼく、なんだかもうよく覚えてないくらいの状態になってて、ようやく少しだけ冷静になったのは4曲目「ワイルド・ホース」あたりからだった。

が、5曲目ではまた別の意味で大興奮。
「エモーショナル・レスキュー」をついに初めてナマで聴くことができたからだ。

とまあそんな感じで始まって、この日のライブは全20曲、約2時間。
細かく書いてくとキリがないので、特に強く感じたことだけ書いておく。

まず、ミックが凄かった。
神がかっていた。

終始クネクネと踊り、煽り、ときに花道を走り、ときにステージの端から端までを走る。
しかしながら息を切らすことなく(ぼくは一番前の席で…つまりかなり至近距離でミックを観てたんだが、本当にほとんど息を切らしている様子がなかった)、歌い続けることができる。
大きく動いている…ように見せる動きのテクもますます磨かれている。
で、あれだけ動いて、ファルセットもキレイに出る。
70を過ぎてるのにあんなに……という言い方にどうしてもなるだろうが、歳のことを考えなくても圧倒的に凄い。

いままで何度もミックのそのキレのある動きとヴォーカルに魅せられてきたわけだが。
まるっきり衰えを感じさせず、動き回りながら艶々した声を聴かせるミックは間違いなく世界最高峰のヴォーカリストでありパフォーマーであるなと、今回改めて実感した。

それに対して、「ああ、ここまで…」とショックを受けるくらいに老いを感じるしかなかったのが、キースだ。
ハイドパークのスタート・ミー・アップのイントロ同様、リフの入りが命の曲がことごとくビシッとキマらない。
「ギミー・シェルター」ではまさかの弾き直し。やり直すキースを観たのなんて初めてのことだ。
かつてのように肘をクイッとあげたり、片足を前に出したりといった独特のキメ・ポーズも、ほとんど見られなかった。
そもそもなんだか覇気がないようにさえ見えた。それはメンバーの誰よりも。

帰りがけにぼくは「キースの弾けてなさ加減はけっこう深刻」とツイートしたのだが、それのリツイート数がやけに多かったのは、恐らくみんなが感じていたことだったからだろう。
それに対して「キースはあの場にいてくれるだけで最高」「ギターを持って佇む姿だけで十分ロックンロール」といったツイートも見られたが、どうだろうか。
ぼくはそうも思う反面、しかしやっぱりそれだけじゃ満足できない。それだけじゃ寂しい。
長い間ずっとそうだったように、ミックとはりながら、キースにしか弾けないギターを思いっきり鳴らしてほしいのだ。

キースがそんな状態である分、今回のツアーでさらに頼れる男っぷりをあげているのがロニーだが、この日の公演でも彼は素晴らしかった。
わけても「スタート・ミー・アップ」で前に出て弾いたときのかっこよさよ。

チャーリーも高め安定のプレイを保ち、チャーミング度数もまたさらにアップしていた。
特にミックとチャーリーのじゃれつきは、観てる者を幸せな気持ちにもさせるレベル。

ダリル・ジョーンズは目立たないながらも彼らしく安定して支えていたが、「ミス・ユー」の間奏で前に出るときの嬉しそうな表情もなかなか印象的だった。

今回公演のゲストであるミック・テイラーの見せ場はなんといっても「ミッドナイト・ランブラー」でブルーズハープを吹くジャガーとの絡みで、なるほどスリリングな感覚もあったのだが、思ってたよりはあっさり終わってしまった気もした。
今夜と6日は、テイラーさんにはもっと自我を出してコテコテに絡んでいただきたいところだ。

ボビー・キーズは「エモーショナル・レスキュー」のときのふくよかな鳴りがものすごくよかった。

ティム・リースはほとんど出番がないものの、出てきたときの洗練っぷりに惚れぼれさせられた。

チャック・リベルはいつもの通り常に味ある弾きをしてたが、やはり「ホンキー・トンク・ウィメン」での南部なあの感じがたまらなかった。

ひとまわりカラダが大きくなって一層迫力の増したリサ・フィッシャーは、おっぱいの揺れにすらグルーブがあった。
花道においての「ミス・ユー」でのミックとの掛け合いは、ミックをくっているとも言えるほど。

そんなわけでコーラスで目立つのはリサ・フィッシャーなのだが、バーナード・ファウラーのうまさにも今回改めて唸らされた。

それとあと、「無情の世界」で登場した(洗足学園の在学・卒業生を中心にした合唱団)洗足フレッシュマン・シンガーズのコーラスが素晴らしかった。
特に女性たちが実にいい表情で歌っていたのがとてもよかった。

以上、ざっくりと。

さて、今夜はいかに。

特にキース。
真央ちゃんじゃないけど、初日は不調だったもののやっぱり本領発揮したらとんでもなくスゲェってところを我々に思い知らせてくだされ。



訂正:おっといけねー。リサが花道でミックをくうような歌を聴かせたのは「ミス・ユー」じゃなくて「ギミー・シェルター」だったね。うっかり。すんません。