3月9日(金)
恵比寿リキッドルームで、RIZEとスチャダラパー。
かなり異色な2マン・ライブ。
その意外さが吉と出るのか凶と出るのか。
こりゃおもしろそーやと思い、速効でチケット獲って観に行った。
先攻はスチャダラパー。
スチャのライブを僕が観るのは3年前のライジング以来か。
そもそも彼らのライブを観るのは何らかの野外イベントやフェスなどが多く、こうしてリキッドのようなハコでじっくり観るのはいったいいつ以来だろ?ってくらいに久しぶり。
さすがベテラン、危うさなど微塵もない堂々たる運びで、もはやある種の貫禄も。
こういうクラブで聴くとなると、シンコが繰り出す音の(特に低音の)響きも当然野外とはまるで異なる深さを持って伝わってくるわけで。
改めて「やっぱ、ええわ」と。
RIZE目当てで前のほうを陣取ってる観客にも、距離を取るわけじゃなく、こびるわけでもなく、スッと懐に入り込んで味方につけちゃうBOSEのMCはもはや話芸。
新しめの曲ばかりではなく、ちゃんとブギーバックをサービスするあたりの構成も含め、「オトナやな~」と甚だ感心しました。
休憩挿んで、後攻はRIZE。
しばらく個人活動が続き、RIZEとしてはだいぶ間があいての再始動だ。
ゼップやスタジオコーストを軽く満パイにする彼らにとってリキッドはやや狭めだが、恐らくはいきなり大きなハコから再始動するのではなく、このくらいのところから改めていろいろ確認及び実感しながら徐々に大きいハコへと移っていきたかったんじゃないか。
休止期間中、金子兄弟はいろんな方面で活躍してたが、jesseが表舞台に上がるのはけっこう久々のはず。
それ故、特に彼は観客の熱を嬉しく感じていた様子で、何度も素直に感謝の言葉を口にしていたのが印象的だった。
ああ、それにしてもKenkenのベースの凄まじさよ。
RIZE休止中もあちこちの猛者たちと演り続けただけあり、破壊力がさらに増してたもんな。
で、アンコールでは両グループが混ざってのガチ共演も。
動画とかみんな撮ってあげればいいじゃん、ってなBOSEの言葉に、観客みんなが携帯出して撮りまくり。
YouTubeにあがりまくってますね、ほらこの通り。
http://www.youtube.com/watch?v=nRvkaY54qy4&feature=related
そういやそのアンコールでは、RIZERの熱に触発されたか、アニのまさかのダイブもあったり (落ちてたけど)。
そんなんでこの意外な組み合わせ、終わってみればけっこうしっくりくるものでもあったのだった。
因みにスチャは自分たちのステージの後半で(曲名わからないけど)「かえせー、かえせー」と直截に歌われる曲をやって反原発を彼ららしく主張。
RIZEは「もし神が上から見てたら、この星がどう見えるのだろう」と歌われる「KAMI」を演奏。
(「KAMI」がそのことを受けて作られた曲ではないとはいえ)どちらも3・11から1年経った今だからこそ尚更リアルに突き刺さる曲を選んでいたところに、ある意識が見てとれもして。
やっぱりそこを抜きにして進むことは意識あるアーティストは今はできないのだな、とか考えたりもしつつ雨降る外に出たら寒かった。