6月9日(水)


渋谷・duo music exchangeで、ジャスティン・ノヅカ。


先頃リリースされた2ndアルバム『You I Wind Land and Sea』が思いがけずも傑作と言っていい素晴らしい内容だったジャスティン・ノヅカくんのショーケース・ライヴ。
彼のライヴを観るのは2008年10月の原宿アストロホール以来だ。

そのときの記事はこちら→http://ameblo.jp/junjunpa/entry-10172194901.html


彼と柔和そうなギタリストのふたりによるアコースティック・セット。
結論から書くと、ジャスティンくんの成長がハッキリと見て取れるライヴだった。


アストロホールのライヴについて、僕はこのブログにこう記している。


「1曲1曲の重みはなかなかのもので、バラードに胸が締め付けられたりもする。
 するのだけど。
 ちょっと似かよった雰囲気のバラードが続き過ぎかな。
 ショーとしての抑揚がなく、本編後編はもうちょい動きのある展開を求めている自分がいた」


今回は違った。
その点をクリアしていた。
なぜなら2ndアルバムが前作よりも広がりがあり、曲のタイプも一様ではなくなっていたから。
その傑作2ndの楽曲群により、彼の表現に広がりがでていたからだ。


あのアルバムを僕が素晴らしいと思ったのは、デビュー作より遥かにソウルっぽい色合いが深まっていたからだが、今回のライヴでもやはりそのあたりを感じさせる曲がとりわけよかった。
曲名は忘れたが、マーヴィン・ゲイの「マーシー・マーシー・ミー」の一節を用いたあの曲などは本当に沁みた。


日本語で歌われたアンコールのあの曲(タイトル忘れた)もグッときた。
いいんだよね、彼の日本語。なんか切ない感じが増幅されて。


それにしても、お客さんの9割以上が女性だったなぁ。
そりゃね、あんな声で、笑顔にも色気がありますからね、女性だったら「抱きしめたいー」なんて気持ちになるのもわかりますがね。
でも、芯があるシンガーだから、もっと男性にも聴いてもらいたいゾ。


次回はバンド・セットで観てみたいです。



ユー・アイ・ウィンド、ランド・アンド・シー/ジャスティン・ノヅカ

↓マイスペはこちら。
http://www.myspace.com/justinnozuka

↓「My Heart Is Yours 」のPVです。

http://www.youtube.com/watch?v=H-krd9kNSaA