2月11日(木・祝)
乃木坂・ビルボードライブ東京で、ザップ featuring シャーリー・マードック (1stショー)。
80年代~90年代。
ロジャーがいた頃のザップは、友達のS君と毎回観に行っていた。
けっこう頻繁に来日してた覚えがあるが、そのたびに観に行ってた。
何度観ても飽きることのないファンク・エンターテインメント・ショーでいつも存分に楽しませてくれた。
懐かしかね~。
ロジャー・トラウトマンが金銭上のトラブルから兄弟のラリー・トラウトマンに射殺されたのは1999年のこと。
そりゃもうたいへんなショックでありました。
が、そこから10年以上経った今、またザップの公演を観られることになろうとは……!。
会場はあの時代にザップのライヴを体感してきた僕と同世代、またはもっと上のおっさんたちばかりで埋め尽くされているんだろうと思っていたら。
もちろんそういう層の人たちも大勢いるものの、思いのほか若者がいっぱい。
それもいかにもヒップホップ好きっぽいヤングたち。
いろんなヒップホップ曲とかの元素材として、またはトーク・ボックス使いの元祖として、そうした若い人たちの間ではレジェンド的な存在になってるというわけなのだな。
つまりロジャーのいない今のザップが初めてのザップ体験になる…っていう人たちの数が意外に多かったということで。
そんな若者たちは、とりわけ後半の有名曲連続技に大興奮!
「やっべー。チョー・やべー」を繰り返してました。
まずは、当時のザップのコーラスを務め、ロジャーのプロデュースでソロ作を出したりしてたシャーリー・マードックが登場。
大きなカラダに見合った豊かな声量。
歌、うっめー!
そして、現在のザップのバンドが加わって一気に賑やかに。
かと思えば、シャーリーさんは客席に入って観客に歌いかけたりも。
この人はやっぱりバラードでこその感を新たにした。
で、確か3曲ほどでシャーリーさんもバンドも、一度引っ込む。
あ、こういう構成なのね。
いわゆる前座的な。
そのまましばらく間があき……。
さあ、ここからがお待ちかね、ザップのステージ。
メンバーたちがムカデ・ダンスでゾロゾロとステージに。
人員構成はビルボードライブのウェブサイトかなんかで確認していただきたいのだが、確か全部で8人だったか。
さて、この楽しさをどう文字にすればいいのやら。
や、文字にして説明するだけ野暮ってもんでもあるだろう。
何しろあらゆる形で盛り上げる。のせる。楽しませる。
アガるしかないファンク。ここぞというとこでくるトークボックス。ニュージャックからマイケルまでを網羅したダンス。頻繁に着替えるドハデな服。
みんなでアフロのヅラかぶったり。
笑わせよることにかなり重きを置いている。
楽すぃー!!
とりわけ後半のファンク攻勢は騒がずに観てらんなかったし。
大大大大大好きな超名曲「ウォナ・ビー・ユア・マン」のイントロが聴こえた瞬間、思わず「キターっ!」と声出しちゃったりもした。
で。
ロジャー不在のザップはどうだったかというと。
ショーの構成などはあの頃のものにそれなりに近いようにはしていたと思う。
フロントマンのなきところをどう埋めていくかというところに関しては、誰かひとりがその役を受け持つのではなく、バート・トーマスやザップ・トラウトマンらを始めみんなの総力でそれをやっていた。
それはもう、そうじゃなきゃ無理に決まってるのだ。
っていうところから逆説的に改めて亡きロジャーのショーマンぷり、ロジャーという音楽的才能の巨大さ、スター性などを実感したってところがあるのも確かだ。
それはもうどうしようもなく。
それを言っちゃあしゃあないやんって話だけど、どうしたってロジャー不在のザップはやっぱりあの頃観てたザップとは別もの。
なんだけど。
でもホントにそれを言ったってどうしようもないわけだし、なんというかあのスピリットはハッキリと太くそこにあったし、盛り上がったし、楽しかったし、聴きたい曲も聴けたわけだし。
正直ちょびっと複雑な気持ちにならんでもなかったけど、でも、ザップはやっぱいいね、観てよかったなと、そう思えた夜でありました。
ああ……でも……やっぱり……ロジャーーーーーぁぁぁぁぁ…………。
↓やっぱ……言ってもしょうがないけど、これがザップだよなー。
http://www.youtube.com/watch?v=cEX2qWoKltk&feature=related

