今日は朝6時から原稿書いてたので、一日がやけに長い。
しかし、朝書くと捗るねぇ、原稿。
これが習慣づけられればいいのだが……なかなかどうして。
さておき、いろんな人が来日して公演してるここ数日です。
いろいろ観とります。
そして、あっという間に書いてない分が溜まっちゃった。
備忘録程度に今日と明日でダダっと書いて追いつこう。
1月28日(木)
青山・エイベックス社で、ママズ・ガンに取材。
プロモかなんかで来てるかと思ってたら、意外や今回が初来日だそうな。
ママズ・ガン。
昨年秋にアルバム『ルーツ・トゥ・リッチーズ』で日本デビューしたUKの5人組バンドだ。
ヴォーカルのアンディ・プラッツだけがジャケの全面に出てたりもするので、この男のソロ・プロジェクトのように捉えられてるフシも一部であるようだが、本人に確認したところ、ママズ・ガンは完全にバンド名。
言うまでもなくエリカ・バドゥのアルバム・タイトルからとったネーミングだが、「もちろん好きなアルバムだけど、響きがよかったから付けたってほうが大きいね。正直、そこまで強い思い入れのあるアルバムじゃない。“ママ”と“ガン”の組み合わせなら世界中どこでも通じるし、ひっかかりもあるだろ? トーキング・ヘッズとかレディオ・ヘッドとかディーコン・ブルーとかスティーリー・ダンとかと同じようなもんだよ」とのこと。
取材に応えてくれたのは、そのアンディ・プラッツと、ギタリストのスパイラーことテリー・ルイス。
ふたりとも、いいやつ。
ファンクやソウルをベースとしながらもアレンジがずいぶんと明快でポップなデビュー盤は、ラジオ・フレンドリーな曲ばっかで、かなりの聴きやすさ。
聴きやすすぎて、黒々とした音が好みの人からは敬遠されそうだ。
が、スティーヴィーやプリンスの影響がモロな曲なんかの「だって好きなんだもん」ってな愛情表現に僕は好感もってしまう。
「好きでずっと聴いてきたから、自然に(影響が)出ちゃうんだよねー」と素直に認めるあたりも含め、うん、やっぱいいやつらだわ。
(インタビューはアドリヴ誌の次号に掲載)
ルーツ・トゥ・リッチーズ/ママズ・ガン

- ブックレットの中面には、なぜか黄金バットがコラージュされてたりも。
訊いたら、デザイナーが日本のマンガやオモチャを大好きなんですと。
1月30日(土)
乃木坂・ビルボードライブ東京で、ママズ・ガン (1stショー)。
よかった!
ぶっちゃけ、予想を遥かに上回ってよかった。
いや、かなりポップな作りのアルバムを聴いた限りでは、ここまでライヴができるバンドだとは思ってなかったのだ、失礼ながらも。
それにヴォーカル以外のメンバーたちもそれほど個性が立ってるとは思えなかったんだが。
失礼しました、僕が間違っとりました(と書きつつ、でも、大半の人が僕と同じような感を抱いてたんじゃないかな)。
ギター、ベース、キーボード、ドラム、そしてヴォーカルで、キャラもちゃんと立ってるそのメンバーたちは腕のほうも確か。
なかでも個性的な見かけのおっさん(…ぽく見えるがそんなには歳行ってないはず)のベースがブイブイとよく鳴って、アルバムより10倍厚みを感じさせる音を出す。
取材で会ったスパイラーのギターのカッティングもいいし、けっこう複雑なフレーズを悠々と弾いたりも。
ヴォーカルのアンディはといえば、カリスマ性みたいなものはまだまだ薄いものの、人懐っこさで観客との距離を縮めてくタイプ。
声もフレンドリーだが、でもアルバムの印象ほどはやわじゃなく、ガッツがあったのがよかった。
僕もどんどん前のめりになっちゃったもの。
アンコールではアラン・トゥーサン作のニューオリンズ・クラシック「イエス・ウィ・キャン・キャン」なんてぇので躍らせて、こっちは「おおっ! いえーい!」。
で、途中にポリス「ロクサーヌ」を軽く混ぜたりも。
結論。
ママズ・ガンは実にしっかりしたライヴ・バンドでした。
CD聴いただけでなめちゃダメ。
今度また来たら、観といたほうがいいっすよ、楽しめるから。
↓マイスペはこちら。
http://www.myspace.com/mamasgun
↓ライヴはたとえばこんな感じ。
http://www.youtube.com/watch?v=PZR8iYzV1eo&feature=related