雨降る昨日は、インタビューを2本。
まずは……。



12月3日(木)


渋谷のトランスフォーマー社で、リザードのモモヨ。


先月21日に、22年ぶりとなる新作『LIZARD Ⅳ/Rock'n Roll Undead』をリリースしたリザード。
そのアルバムについての取材ではあるが、表だった活動から退いていった80年代から辿っていろいろ話していただいた。


静かに話されるモモヨさんは、その話すトーンも使われる用語も、普段取材の対象となる所謂ロック・ミュージシャンたちのそれとは異質のもので、ITの世界のクリエイターのような理知的な感じもあり。
新作のシンプルな歌詞にしても、訊けばどれもその奥と裏に恐ろしく深い森があることがわかった。


興味深い話だらけのこのインタビューは、音楽ウェブサイトのミュージックシェルフにて今月半ば頃アップの予定。


振り返れば僕がリザードを初めて観たのは、今からちょうど30年前。
前にもこのプログに書いたが、1979年9月9日に日比谷野音で行なわれた「OVER THE WAVE 9.9」というイベントだった。
出演はRCやムーンライダースやパンタ&ハルや8 1/2らで、僕はRCやパンタやムーンライダース目当てで観に行ったんだが、夜、リザードが登場するや、黒い服を着たリザード・アーミーたちがガッとステージに押し寄せ、そこはカオスになった。
なんなんだこれは?!と、衝撃を受けた。
それはリザードが1stアルバムをジャン・ジャック・バーネルとロンドンで録音して帰国してわりとすぐのライヴで、その後、1stが出てすぐに買って僕はハマりまくった。


「怒るくらいなら泣いてやる」
(そのときのチケット。自由席=1200円! そんな時代)



「サカナ」や「浅草ロック」のシングルも買ってさんざん聴いたし、『バビロン・ロッカー』も盤が擦り切れるほど毎日聴いてたが、僕がもっともズブズブにハマって深い影響を受けたのは3rdの『ジムノペディア』だった。
それはドアーズやベルベッツにハマった感覚と同等またはそれ以上のものだった。


当時はなんとなく怖かったライヴハウスというところに勇気を出してひとりで初めて足を踏み入れたのも、どうしてもリザードが観たかったからだったっけな。


そういえばRCを初めて観たのも79年だったわけで、僕にとってこの79年という年はいろんな意味で大きな年だったんだなと今になって思う。
確か高1とかだから、感性的にも吸収力が一番あった頃なんだろうが。


RCとリザード。
タイプはまったく違うが、どちらも79年から浮上し、それまでのいろんな価値観をぶっ壊したバンドだ。
少なくとも僕のいろんな価値観はここで大きく変わった。
モモヨさんが清志郎のことを、あの時代のある意味での同志のように捉えていたのは、意外なようでいて、考えてみればまったく意外でもなんでもないことだった。


リザードIV/リザード

ワカさんとコーさんが復帰し、さらにARBのキースが加わった新生リザードのアルバム。

音的に今まででもっとも骨太なロック。

「人形遣い」「デストロイヤー」「マシンガンキッド」というド初期のナンバーもほかの曲と繋がった感覚で収録されてます。



↓マイスペはこちら。

http://www.myspace.com/lizardpremium