11月22日(日)
新宿のブックファーストで、『ぼくの好きなキヨシロー』発売記念イベント。
11月3日のHMV池袋店に続くキヨシロー本出版記念イベントの2回目で、今回もこの本の著者である泉谷しげると加奈崎芳太郎の両氏が来店。
前日はエレグラで朝方近くまで遊んでた僕だったが、ガッと4時間寝て、気合い入れて新宿へ。
なんで気合い入れる必要があるのかというと……この本の構成を担当した縁でこのワタクシめがトークの進行役を仰せつかったから(!)
この日は2部構成で、1部がトーク・ライヴ。2部がアコースティック・ライヴ。で、そのあとサイン会。
お客さんは、本を購入して整理券をもらった50人である。
(あとで知ったのだが、整理券は早くに予定枚数に達し、当日は行ったものの入れなかった方も何人かいたそうだ…)
会場に着いて小さな控え室に入ると、そこにいたのは加奈崎さんと泉谷さん…ではなく、加奈崎さんと竹中直人さん。
竹中さん、お客さんとして普通に観に来られたのだとか。
しばらくして泉谷さんも来られ、ギター弾きつつ和気あいあいの軽リハ。
短い時間で軽く合わせていい感じになるのだから、さすがです。
トークについての打ち合わせはなしで、出たとこ勝負。
「<青い森>の頃の話とかしますか?!」(←僕)
「おお。任せるよ」(←おふたり)
っていう程度(笑)
まずはマスコミ向けのフォトセッションと囲み取材。
泉谷さん、「(キヨシローのことを)まだ全然伝えきれてない。やっぱりこういう本とかで全部伝えきるのは難しいし、もどかしい。編集もだいぶカットしやがったし」みたいなニュアンスのことをまた言ってたけど。
いちおう、構成するにあたっては、くどくならない程度の分量とふたりの時系列の同時進行による捉え方の対比、何よりテンポ感を重視しましたと、ここで応えときます(苦笑)
でも、泉谷さんのその言葉を受けて加奈崎さんが言った「言葉や文章だけで全部伝えきるのは無理だよ。だって音楽だもん」にはグッときたぜ。
マスコミ取材のあと、一旦両氏は引っ込み、セッティング~お客さん入れ。
で、改めて両氏が登場し、僕も入って3人でトークを30~40分ほど。
いや、一介の音楽ライターの僕なんぞがこんな形で人前で喋るなんて滅多にないことで恐縮なんだが。
でも、サービス精神旺盛な泉谷さん(旺盛すぎてよく暴走するけど)と、猛獣使いにも慣れてる優しい加奈崎さんとのトークなので、僕も緊張することなく、楽しませていただきました。
<青い森>の頃のことを中心に訊いたりしたんだけど、ホント、あっという間に時間になっちゃったな。
お客さんの笑い声もけっこう聞こえてたし、楽しんでいただけたようでよかったです。
そして第2部は、おふたりのアコースティック・ライヴ。
クローズドされたスペースで、わりと響きもいいとこだったので、マイクなし!
歌う声がでかくバーンと通る人たちなので、なんの問題もない。
この日、歌われたのは以下の通り。
1.ぼくの好きな先生
2.落ち葉の上を
3.満月の夜
4.スローバラード
5.シュー
6.里帰り
7.春夏秋冬
1と4と5がRCで、3が清志郎、2が古井戸、6と7が泉谷の曲だ。
僕的には、もっとも心に突き刺さったのが、加奈崎さんがソロで歌った「満月の夜」。
清志郎と加奈崎さんがふたりで担当した『119』のサントラに入ってた清志郎の隠れた名曲だが、じっくり噛みしめるように歌う加奈崎さんの歌唱にグッときた。
それから、この前の池袋に続いてふたりで歌った古井戸の「落ち葉の上を」もよかったし。
泉谷さんが「春夏秋冬」を歌うのかと思いきや、その前にさらっとアドリヴ的に歌い始めたのが僕の大好きな「里帰り」だったりしたのも嬉しかった。
あと、泉谷さんの「スローバラード」ね。
相変わらず譜割り的にはムチャクチャなんだが、んなこたぁどーでもいいんだ、気持ちで歌うんだ、ってな潔さで熱を込めて歌う姿は、なんだか妙に“くる”ものがありました。
そういえば、お客さんのなかには泣いてる人も何人かいたみたい。
この前も書いたけど、このお二方がこうしてデュオで歌うのを聴けるなんて、かなりレア。
土曜日の「唄の市」がいよいよ楽しみになってきた!!
尚、この日の模様については、こちらにも詳しく載ってます。
http://natalie.mu/news/show/id/24155
http://www.news24.jp/entertainment/news/169103.html
このあとのサイン会も見届け、イベント終了後は場所を移してスタッフらとゴハン&ビール。
泉谷さん、加奈崎さん、竹中さんが、それぞれいろんなときのいろんなキヨシロー話をして、僕も大笑いしながら、まったくもって今ここに生きているキヨシローを感じたりする。
泉谷さん、加奈崎さん、それに本のデザインを担当された0さんやカメラマンのKさんやIさん。もちろん編集Nさん。
この本作りを通して、物作りへの熱い魂を内に持った人との出会いがいくつかあった。
で、こういうとこでこういう書き方するとクサく思われそうでなんなんだけど……でも僕は、これはキヨシローが出会わせてくれたんだと、自分ではハッキリとそう思っているし、翌日、加奈崎さんともそんなことを電話で話した。
(わざわざトリミングするのも潔くないんで、ウチモト、当ブログ初の顔出しっす。ええいっ)
さてさて。
明後日はいよいよ九段会館で「唄の市」ですよー。
間違いなくキヨシローも「どらどら、観てあげよう」なんて感じでそこに来ますよー。
泉谷・古井戸~エレックレコード。
『ぼくの好きなキヨシロー』を読んで、あの時代の熱気に少しでもふれたかったと思った人なら、そりゃなんとしても足を運ぶべきです!
↓「エレック唄の市 2009」の詳細はこちら。
http://www.diskgarage.com/play/00058729.html
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/music/news/20091117et01.htm



