9月13日(日)
日比谷野外音楽堂で、リトルテンポ…『LITTLE TEMPO Presents 第二回 ワイワイ祭りスペシャル!』。
久々、完全に仕事から開放された日曜日。
天気は……快晴!!
暑過ぎず涼し過ぎず、野外で音楽を楽しむのにこの上なくいい天気。
まさに、野音日和。
というわけで、S君誘って当日券で行ってきました。
休日の午後に野音の前で待ち合わせることからしてもう懐かしい気分というか、昔はよくこうして野音の前で待ち合わせてRCのライヴなどいろいろ観たよな~、と。
会場に入る前に焼きそばとビールを買う、という行為がまた久しぶりでなんだかニコニコ。
焼きそばの量がやけに多いことにも。
(昔、よくこの店で焼いてた子供も、もういいおっさんになってんだろうなー)
客層がすごくいい。
10代はまったくいなくて、20代もそんなに多くはない(たぶん)。
30代がメインで、40代以上もそこそこ。
大人中心。
といっても例えばクラプトンとかジェフ・ペックとかその手のライヴに集まるようなおっさん層ではなくて。
要するに90年代に一番熱心に音楽を聴いてきたであろう層。
意外とね、このあたりの層が集まるライヴって、そういえば少ない気がするんだが。
なんか肩に力が入ってなくて、いいっすね、このくらいの年齢層の人たちの音楽の楽しみ方って。
男女比も半々といった感じで、比較的みんなおしゃれめ。
で、ちっちゃな子供を連れてきてる人たちも多く、なんかこう、あったか~い雰囲気。
野外とはいえフェスほど頑張って観るわけでもないし、ただ気持ちいい音楽がそこに自然にあって、子供たちがそのへん走り回ってるのも微笑ましく思える……そんな感じ。
そのユルさが実にこう最高で、我々、常にビールが途切れず。
まわりの人たちもみ~んなよくビール飲んでたな。
いやホント、この日は相当ビール売れたはず。
帰りがけ、ゴミ箱からカンが溢れだしてたもん。
UAも言ってたもんね、「呑み過ぎるように」と(笑)
ライヴはというと、リトテンが演奏し、そこにいろんなゲストが加わるという形。
ゲストはエゴ・ラッピン、ゴンチチ、こだま和文、松竹谷清、バッファロー・ドーターの大野由美子、ランキン・タクシー、PJ、ICCHIE、Kenji Jammerらで、事前発表はされてなかったがシークレットでUAも。
浴衣で登場したランキンさんの「チンチン・ピンピン・チンチン・ピンピン」(笑)から楽しくも“ユルいい”感じで始まり、途中休憩挿んで約4時間(ぐらいだったかな確か)のお祭り。
中でもやはり格別の味わいでしびれさせてくれたのが、こだまさん。
音はもちろんのこと、魂がここにあると言わんばかりに胸をたたくその動作から何から全てにグッときちゃう。
それから本当に久しぶりに聴いた松竹谷清さんの歌。
特にトマトスのデビュー盤に入っていた「くりかえすよ」が泣けた。
そうだ、こんないい曲があったんだ……と。
「伝説のヴォーカリスト」なんていう紹介のされ方で登場した清さんだったけど、その歌は…全然うまいとかいうんじゃないのに、たまらん味わいがあった。
歳を重ねた分だけその味わいが前よりずっと増しているようだった。
アンコールで歌った「スターダスト」も味があったなぁー。
昔、僕とSくんは、じゃがたらのライヴをいつも追いかけて観ていて、東京ソイソースも毎回観に行っていた。
芝浦のインクでソイソースを観てたのは1987年。22年前のことだ。
こだまさんしかり、清さんしかり、そのときから僕らが好きだった人の演奏や歌が、20年以上経った今もやっぱり一番グッときたことが、なんだか嬉しかった。
(出演者がみんな言ってた「ワイワイ!」から、昔、OTOが言ってた「ソイ!」を連想しちゃったくらいだもの)
あとは、これまた久々に聴いたゴンチチも素晴らしかった。
昔はよくライヴにも足を運んだものだったし、インタビューも何度かさせていただいてたりしたものだったが、ずいぶん遠ざかってた今、また今度ワンマンも観に行きたいと思いましたね。
それからUA。
はっぴ姿で出てきて「リンゴ追分」と「プライベート・サーファー」の2曲を歌ったのだが、UAのアルバムの中で僕がダントツで好きなのがこの2曲も入っている『Turbo』だったので……特に「プライベート・サーファー」を聴けたのは嬉しかったねぇ。
それに、この前スペースラヴシャワーの記事でも書いたけど、UA、MCも含めてなんだかホント最近いい感じでヌケたよなぁと思う。
フィナーレはみんな出てきて「東京音頭」。
エゴ・ラッピンの中納さんの歌がこれに合っていること!
リクルマイの歌もいい調子。
ってなこのお祭り。
イマドキの、タオル振り回して大騒ぎするレゲエにはまったくついていけないけど、こういうユル・レゲエ~ユル・ダブは何時間でも気持ちよく聴けるワイ。
ゲスト陣の好演も目立ってたけど、やっぱりそれはリトテンの安定した演奏力あってのものだということも強く印象に残ったところ。
改めてリトテンのアルバム引っ張り出して聴き浸りたくなったりも。
しかし、ほんとに晴れてよかったねー。
我々すっかり気持ちよくなって、終電近くまで屋台と居酒屋をハシゴ。
ああ、幸福な一日じゃった。
- LITTLE TEMPO 結成15周年「真夏のワイワイ祭りスペシャル!!」at 東京・日比谷野外音楽堂 [CD + DVD]
- これは去年の第一回のライヴ。天気はよくなかったらしいっすね。
- 山と海
- これは傑作です。