8月25日(火)


渋谷・AXで、エイミー・マン。


前回観たのは朝霧ジャムで、なんとなく2年前ぐらいの気がしてたんだが、「4年ぶりの来日」だそうな。
えー、あれからもう4年すかー?! はえーなー。


朝霧ジャムで観た前回は、夕方の涼しい風に吹かれながら気持ちよく聴いた覚えがある。
あのときはバンドだったが、今回は彼女含めて3人という小編成。
野外で聴くのと違って、やはりAXみたいなところだと1曲1曲しっかり聴き入ることになるな。


エイミー・マンはギターを弾きながら歌って、もう一人の女性はキーボードを中心にときにはベースも。
あとひとり男性はキーボードを。
つまりギターとキーボード×2という、ちょっと特殊な形。
だが不自然さは微塵もない。


まったくもってシンプルなステージ。
なーんの飾りもない。
MCも一言二言だけ。


ただ、いい曲(聴かせたい曲、伝えたい曲)があって、それを気持ちを込めて歌うだけ。
そのあり方が、いい。


一般的によく知られたヒット曲がそんなにあるわけでもないし、この日はけっこうレア曲も多め。
けど、AXを埋めた観客(満杯でしたよ)は、エイミー・マンの曲を熱心に聴いてきた人ばかりのようで、そんなに有名な曲じゃなくても、ギターを弾き出すとイントロのところで大勢が「おおおー!」っと反応し、じっくりと聴き入る。


この親密さ。

アーティストと観客の、なんて理想的な信頼関係。


こういうの観ちゃうと、日本の(イマドキの)多くのシンガー・ソングライターは観客に対していかに過剰にサービスしているか、それを思って嫌になっちゃうな。
ベラベラベラベラ喋ったり、笑いのコーナー設けたり、そういうの、その人の「歌を」聴きたくて来ている人にはまったく必要がないわけだ。


いい曲があって、それを気持ち込めて歌ってくれれば、それだけでこんなに嬉しくなれる。
こんなに感動する。


多くのシンガー・ソングライターは、エイミー・マンと良質な観客たちのこの関係を、羨ましく思うに違いない。
ってか、羨ましく思いなさいよ! サービス過剰なアーティストたちよ。



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