6月19日(金)
乃木坂・ビルボードライヴ東京で、エリオット・ヤミン(2ndショー)。
L.A.生まれのR&B系シンガー、エリオット・“ナイスガイ”・ヤミンの公演。
デビュー作のときにインタビューはしたものの、ライヴを観るのは今回が初めてだ。
会場は女性、女性、女性……。
8~9割くらいが女性客だったんじゃないか。
1階のフロアには華やかなドレス着て気合い入れて観に来てる感じの人も多い。
バンドは、キーボード×2、ギター、ベース、ドラムス、バッキング・ヴォーカルで、全員男。
エリオットくんはジーンズでコンバースと、カジュアルなカッコ。
わりとアップめの1曲目が始まると、勢いよく走ってステージに登場した。
明るくて、若々しい。
アイドルっぽいとも言えなくない。
ステージ上での動きは、決してスタイリッシュではなく、どっかにイナタさが見えるもの。
それ、全然悪口なんかじゃなくて、そこがいいのだ、この男は。
いい意味で“隣の歌のうまいあんちゃん風”で、その気取りのなさが聴き手に親近感を持たせる。
だから観客は何度も彼に向って何か叫び、彼はどの言葉も無視せずにいちいち応える。
「YOU」という曲があって、「次の曲は“YOU”」と言うと、観客のひとりが「ME?」と投げ、それに対して彼は笑いながら「YOU!」と指差して返し、そのあと前のほうの数人にも「YOU!」「YOU!」「YOU!」とやる。
こういうフレンドリーさがこの男の魅力であることは間違いない。
で、歌はというと。
サウンドが思ってたよりもロッキッシュで、彼自身、わりと屈託なく明るく元気に歌うという感じだったな。
CDで聴くほうがもっとソウルフルで、丁寧で繊細さも含まれていたものだったが。
ナマだとそのへんの機微みたいなものが、こう、いまひとつ表現しきれてないような。
そしてCD以上に黒さは希薄。
歌唱力はたいしたものなんだけど、ソウルフルって言い方はCDほどには当てはまらなかったかなぁ。
あと、バンド・サウンドで押していく曲がわりとずっと続いていた感じで、抑揚がいまひとつ。
例えば中盤でアコースティック・セットの時間を設けてバラードをしっとり歌ったりすれば、歌そのものの魅力がもっと強く伝わると思うんだけど。
ただ、やはりヒット曲があるというのは強いですね。
「WAIT FOR YOU」のイントロが聴こえたときなどはワ~っとわいたし、僕も「待ってました」ってな気にもなった。
(みんな一緒に歌ってましたね、この曲)
一昨日はインタビューで会って、このライヴについての感想も率直に述べさせていただきました。
それについては後日また。
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