4月6日(月)
渋谷・AXで、ジョン・レジェンド。
KUMAMIくん出演の芝居が終わって家に帰り、ささっと校正戻しをしてから再び外出。
ジョン・レジェンドの単独公演だ。
Springrooveでのパフォーマンスの拡大版。
というか、この公演の縮小版がSpringrooveのパフォーマンスだったという言い方のほうが正しいか。
つまりSpringrooveではやらなかった曲も多数歌われたわけだが、ただ大きな流れは基本的に一緒。
バンドの編成はベース、ドラム、キーボード×2、ホーン×3、コーラス×3。
Springrooveのとき同様、この大編成でソウル・レビューっぽく派手に幕を開けると、観客は沸きまくり。
フェスと違ってレジェンドを観たい人だけが集まっているゆえ、熱狂の度合もかなり違う。
レジェンドは全身黒の衣装で、さながらメン・イン・ブラック。
サングラスをゆ~っくり外すと、女性客たちは「キャ~~っ!!」。
前半は派手めの音の曲で煽る感じがしばらく続き、ようやくピアノの前に座っていつもの彼らしく落ち着いたモードに移行したのは7、8曲目あたり。
やはりこっちがこの人の持ち味だよなと再確認。
が、中盤以降もいろいろ見せ方に変化をつけ、「SLOW DANCE」では客席から若い女性を引っ張り上げて上着を脱ぎつつダンス。
で、終わってから赤いバラを渡したりも。
この人もこういうことすんのね。
僕的に印象に残ったのはロック成分多めの後半のビートルズ「アイ・ウォント・ユー」。
ドレッドのギタリストのプレイが特に。
それから新作収録の「エヴリバディ・ノウズ」はやっぱりクセになる。
レジェンドの曲の中でも好き度が高いほう。
で、そのあとのメドレーの中では「パープル・レイン」のフレーズなんかも演奏してたな。
本編は「グリーン・ライト」でアゲまくって終了。
そしてアンコールだが、ここで彼はジャケットにネクタイというジェントリーなカッコにチャンジして出てきた。
うん。やっぱりこの人はこういうカッコのほうが自然で似合っている。
で、「オーディナリー・ピープル」。
突出して、いい!
なんていうか、これに尽きるよな。
拍手も一番これが大きかったんじゃないか。
Springrooveの記事でも書いた通り、今回は彼なりにイメチェンした派手めのライヴを見せたわけだけど。
改めて強く思ったのは、結局「オーディナリー・ピープル」が突出していいということ。
これを超える名曲が書けるかどうかというのは、彼にとってなかなか大きな壁だったりするのだろう。
(ゆえに2ndは肩に力が入り過ぎたものになってしまったのだろうが)
ベイビーフェイスは一時「タフなオレ」を打ち出したアプローチをして、あまり成功しないで元の自然体に戻ったりしたものだったが、レジェンドも一周していつか今度はアコースティック中心の作品なんてものも作るときが来るかもしれない。
ってなこともちょい思いつつ、会場をあとにした。
