2月28日(土)
乃木坂・ビルボードライヴ東京で、スウィング・アウト・シスター (2ndショー)。
武道館でエリック・クラプトンを観たあと、渋谷で少し時間をつぶしてから乃木坂へ。
大会場のあとは、こういう落ち着いた場所でゆっくり観るのがいい。
音もいいしね。
スウィング・アウト・シスター(以下、SOS)を観るのは、品川のステラホール以来。
それが何年前だったのかは覚えてないが、そのときはアンディーが来ていなかった。
そう、ちょうどアンディーが今後のツアーには参加しないと宣言した時期だったのだ。
知らない人のために念のため書いておくと、SOSはヴォーカルの女性コリーンとキーボードの男性アンディーのデュオ。
二人組のうち一人がツアーに参加しないというのは、譬えるならドリカムのツアーに中村正人が参加しないみたいなことだから、それはなかなかのことだったわけですが。
今回は久しぶりにアンディーが復帰してのツアー。
どういう心境の変化かは知らないが、やっぱりこれでこそSOSと思えた場面が何度かあった今回のライヴだった。
彼がいることでコリーンもリラックスして歌えるってところ、やはりあるんだろう。
今回のメンバーは、そのSOSのふたりに加え、ギター、ベース、パーカッション、コーラス。
パーカッションとコーラスが女性なので、ステージにいるのは女性3人・男性3人ということになる。
因みにコーラスの(黒人の)ジーナ・フォスターがリード・ヴォーカルを担当する曲もあったのだが、この人の歌唱力が抜群で、ソウルフルという意味ではコリーン以上でした。
この日、コリーンは蛍光色のミニのワンピースで(足がキレイ)、相変わらずお洒落でキュートさもある。
もう40代の後半だが、その可愛さは無理してる感じがまったくなく、自然でステキ。
そして、音楽性はジャジーでポップといったものだが、今回はポップよりもジャジー方向への傾きがやや大きめで、ビルボードライヴ東京のような会場に、それがピッタリくる。
各ミュージシャンのスキルが相当高くて、演奏は非常にハイクオリティ。
総じて、SOSの地に足の着いた音楽性といったものが今まででもっともクッキリと表われた今回の公演だった。
要所要所にブラジリアン的なテイストがほどよく混ぜられていたのもよかったところ。
それ、パーカッション女性のジョディ・リンスコットの腕前に負うところ、大でした。
始まって2曲目で、もう代表曲の「ブレイクアウト」を。
はやっ。と思ったが、こっちはスローめに演奏して、実はアンコールでもう一回、今度は通常のテンポでやったりも。
全体的にはヒット曲集などではなく、昨年、4年ぶりに出した新作『Beautiful Mess』の曲中心。
このアルバム、表題曲を始め、いい曲多かったよなと、今回ナマで聴きながら改めて思ったり。
途中、どの曲だったか忘れたが、ちょいエスニックなムードを取り入れた曲などもあり、今のSOSはいろんな国の雰囲気を上手く取り入れているなと感じもした。
日本での大ヒット曲「あなたにいてほしい(Now You're Not Here)」にもパーカッションで薄くラテンを敷いたりしてたし。
うーん、やっぱり僕、この曲好きだわー。
本編はじっくり聴かせる感じを基調にしつつも、後半では代表曲の「セイム・ガール」なんかもやって華やかさも表わし、アンコールではなぜかコリーンさん、フラフープなんかやっちゃったりして盛り上げてました。
いやぁ、それにしても、現役感ありあり。
80年代のデュオを久しぶりに……なんて感じで観に行った人は、けっこう驚いたんじゃないか。
ポップスの成熟のさせ方として理想形。
そんなふうにさえ僕は思いました。
85年のデビューからもう24年になるけど、今のSOSはすごくいい。
これ、ここでちゃんと言っときたいです。
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewProfile&friendID=48309044
