2月9日(月)


乃木坂・ビルボードライヴ東京で、アヴァーント(2ndショー)。


R&B好きにとっては、まさに待望の初来日公演。
デビューは2000年だから、9年目にしてようやく日本に来てくれたわけだ。
(そのわりにはあんまり大きな話題になってなかったようなのがちょい残念…)


上の席からざっと会場内を見渡すと、やはり1階にはエロめのカッコしたお姉さま方が多い。


さて、ステージに登場したアヴァーントは……へぇ~、こんなにガッチリした体格だったのか。
ジャケの写真などからもうちょっとスマートな男かと思っていたが、都会的な洒落感はまったくなく、カッコも普通にジーンズでずいぶんカジュアル(衣装替え的なところもあったんだが、やっぱり衣装とは呼べないような上着をはおった程度でたいして変化はなかった)。
ま、JOEから紳士的なところをマイナスして、ブライアン・マクナイトを少し下世話にして……っていうぐらいの感じだろうか。
人はとってもよさそう。


新旧曲とり混ぜ、ひたすらバラード~スロージャム系の連続技で甘くエロく聴かせる。
ナマだけあってCDよりも熱唱する部分が目立つが、抑えるところは抑えてジンワァっとあっためるそのやり方はさすがに上手い。
じかで聴くあのハイトーンはたまりません。


途中、ベルトをはずして腰ふってみせたり、自分のパンツの中にゆっくり手を入れてみせたりと、その手のサービス精神は実に旺盛。
そのたびに前のほうの女性客たちは身悶えしながら喜ぶといった図。
彼の手を握ってしばらく離さない女性客もいましたね。


かつてよく聴いてたあの曲・この曲もそこそこ歌ってくれ、ああそういえばこの曲は○○とベッドで聴いたものだったと思いだし……というのは嘘だが、そういうふうに聴いてた人はけっこういただろう。
アヴァーントの曲ほどそういうシチュエーションで聴くのが合うものもないからね。


最後はエロめのカッコしたレイディ~スを大勢ステージに上げ、絡んだりハグしたりしながら歌いあげ。
最後までそっちの意味でのサービス精神はバッチリのアヴァーントだった。


ところでつい最近、この会場はスピーカーを増設したのだそうだが、なるほど前より音の響き…特に低音がよくなってたような気がしましたね。


アヴァーント/アヴァーント
初期の作品も好きなんだが、新作のこれも気に入ってたのだ僕は。