2月7日(土)
九段下・日本武道館で、甲斐バンド。
今回のツアーが本当に最後となる甲斐バンド。
その最終日だ。
甲斐バンドのラスト・デイなんである。
中学から高校にかけて甲斐バンドにハマっていた……ということは前に書いた。
今回のツアーの比較的始めのほうの東京国際フォーラム ホールAでのライヴのことも同じ記事に書いた。
http://ameblo.jp/junjunpa/entry-10156840456.html
なので、ここではさっくりと。
10月に国際フォーラムで観たのに、もう一度観に行ったのは、「武道館での甲斐バンド」が観たかったからだ。
国際フォーラムで観たときは、正直、今の9人編成バンドの音がいいのかどうか、よくわからなかった。
前の記事にも書いたが、音数が多いように思えたし、グルーヴみたいなものはあまり感じられなかった。
それはまだツアーの前半だったからというところもあっただろうし、ロックに不向きな国際フォーラム ホールAの音響がああだからというところもあったかと思う。
が、武道館はずっと回ってきたツアーのラストということでバンドとして完全にあったまってるはずだし、ハコとしてもロックに向いた音が味わえる。
(武道館は音が悪いなんて言われていたのは昔のことで、今は非常にロックに向いた音響であり、僕はここでロック系のライヴを観るのが好きだ)
ということで、僕的にはまさしくこの会場で「現在の甲斐バンド」の音をしっかり味わえればいい……というその一点のみでまた観に行ったと言っても過言じゃない。
あとは、国際フォーラムではやらなかった曲が聴けるといいな、ってところで。
結論を書くと、武道館の甲斐バンドの音は国際フォーラムのときのそれの何倍もよかった。
グルーヴも感じることができた。
まさしく「バンド」になっていた。
そういう強度のある演奏だった。
武道館でこその音(それはライヴハウス的な音ということと意外なようだが同意である)が味わえ、のちにもしも商品化するなら、今回のこれがいいんじゃないかと僕は思った。
選曲はさほど大きく変わっていなかったが、曲順的に変化があり、今回のオープニングはかつてのように「きんぽうげ」だった。
僕的には中盤のアコースティック・セットで「かりそめのスウィング」が聴けたのが嬉しかった。
MCによると、これは甲斐さんが18歳で書いた曲だそうで、「どんな18歳だったんだ」と本人も自分つっこみしていたが、ホント、18歳でこの歌詞というのはなかなかすごい。
「らせん階段」は今回もちゃんとアルバム通りインストつきで演奏されたし、「ビューティフル・エネルギー」はやっぱり松藤さんに全部歌わせず2番は甲斐さんが歌ってたし、「シネマ・クラブ」はやはり最初にあのバーの音などを入れて演奏された。
できれば最後の最後をちゃんと見届けたかったのだが、別のライヴが入っていたので、12曲目の「嵐の季節」を聴きながら後ろ髪ひかれつつ僕は会場をあとにした。
ところでこの日のライヴの開演時間は4時だったんだが、この時間設定、やはり年配の方向けに配慮されたものだったんでしょうかね。
「かりそめのスウィング」収録作ってことで。
