1月23日(金)
渋谷・AXで、レイザーライト。
最近出たばかりの3rdアルバム『スリップウェイ・ファイヤーズ』がけっこう驚いちゃったほどによかったレイザーライト。
いや、ぶっちゃけ僕は2000年代前半にぼこぼこ出てきたUKのバンドがどれもまったく興味持てなくてみんな同じで弱っちく聴こえてワシには関係ないわってなスタンスでやり過ごしてたんで、このバンドのアルバムも今までちゃんと聴いてこなかったんですが。
新作聴いたら、あら、いいじゃんと。へぇ~、こんなに叙情的な曲やれるんだ、と。
そんなふうに感心して初めてライヴも観に行きました。
客層は前日観たスピリチュアライズドと比べると当たり前だが遥かに若く、圧倒的に女性客多し。
だよねー。
ヴォーカルのジョニーくん、イケメンだものねぇ。
けどあの動きはかっこいいのかよくないのか、なんかポーズが微妙にキマらないように見えたんだが、でもそこがカワイイみたいな感じもあるのかどうか。
とりあえず昔のロックスターとはだいぶ異なる今ようのモテの成分を発してるのは確か。
で、やはりこの男の動きと声によって場が完全に仕切られていて、この男の動きと声によって場内の温度が高まっていく。
見事なフロントマンっぷり。
ではあるが、バンドとしても思っていたよりずっとしっかりした音を出してて、あ、やっぱりこれはバンド力なんだなぁと。
結束力、固いんだろうなぁと。
アンコールだったかではベースくんがプレイしないで落ち着かずにウロウロしてたのが気になったが、あれはなんだろ、出音のトラブルかなんかだったんすかね。
とりあえず以前の曲はよく知らないんでアレだったが、新作からの曲は「おっ、この曲、イエイっ!」ってな気持ちで聴けて、時間もそんなに長すぎなかったし、楽しめました。
いいライヴ・バンドだってこともよくわかりましたよ。
最後にジョニーくん、「シー・ユー・サマー!」とか言い残して帰ってったけど、てことはあれか、今年のサマソニに出演が決まってるってことか。
ほおー。
