昨日の記事の続きです(1ヵ月前の日記でスマンです)
10月26日(日)
稲妻フェスティバル2008で、ザ・たこさんのライヴ。
念願の初取材を終えたその翌日は、そのザ・たこさんがゲリラ・ライヴを敢行するというので、お台場の特設会場で行なわれた稲妻フェスティバルへ。
稲妻フェスティバル。
ロック・フェスじゃないですよ。
アメリカン・カルチャー系の雑誌『ライトニング』とハーレーダビッドソン専門誌『クラブ・ハーレー』が合同で主催するもので、アメ車やバイク系、アメカジ系衣類などのあれこれいろんなお店が出展しているイベントです。
ヨメ・カーでドライヴがてら行って(もちろん運転するのはヨメっす)、近くの駐車場に車おいて会場へ向かうと、自慢のバイクでかけつけてる人が多いようで……わぁ、こりゃ壮観↓
会場内に入るとゴツいバイクやらクルマやらがどわーっと鎮座してて、お客さんはそれをジッと眺めたり写真撮ったり…。
バイクもクルマもまったく興味がない……どころか免許すら持ってない僕にとっては、普段ならまず足を踏み入れない場所で何が何やらではあったのだけど、こういう文化もあるんだよなぁーみたいな感じでキョロキョロしながら物珍しさも手伝ってそれなりにいろいろ覘いてみる。
客層にしても僕なんかがよく行くライヴの層ともまったくカブってなくて、フムフム。
子供連れの若い夫婦(クルマorバイク趣味を通じて知り合いました的な)が特に多かった気がしたな。
さて、そんな会場の一角に置かれたPAと楽器類。
特設ステージ……ってか、そのまま路上。
そこで、ザ・たこさんのライヴがゲリラ的に行なわれるのだ。
というのも、このイベントを主催する『ライトニング』誌の編集局長の松島さんが大のザ・たこさんファンで、バンドを熱く応援されているから。
そういうの、素晴らしいです。
ライヴは、まずヴォーカル・安藤以外の3人によるインストでスタート。
そして2曲目が始まるそのタイミングで、あのカッコの安藤が会場のひとごみの中からふっとその場に現われて歌い出す。
その入り方、これは超個人的な感想なんだが、大昔にじゃがたらが野外のフリー・ライヴなんかでやってたとき、アケミが普通に客席とかフラフラ歩いてて、そのままの形でスッとマイクの前に立って歌い出すその感じを思い出したりもしたな。
なんていうか、そういうふうに客席とステージに分け隔てたものがないという意識で歌ってるそのありようにアケミと安藤さんにちょい共通するものを感じたりして、そのへんも含めて僕はこのバンドが好きっていうのもあるんだなと気がついた。
たまたまそこを通りががった人たちは、なんだこのバンド、おかしなカッコのおっさんが何やらおもろい歌うたってるで、ってな感じで立ち止まり、徐々に人だかりの輪が大きくなっていく。
そして、その歌詞の内容やら安藤の動きやらに、みんな笑いながら引き込まれていくのだ。
これこれ、これですよ。
まさに2004年のフジロックで苗場食堂の前をたまたま通りがかったときに、んん、なんなんだこのバンドは……と引き込まれて衝撃を受けた僕がいたように、多くの人が「なんだこりゃ」→「面白いじゃないか」→「すんげー面白い! いい!」と気持ちを昂ぶらせているようであるのが、その場にいてわかるっていう。
痛快なり。
いや、それにしてもやはりこのバンド、ゲリラ戦に圧倒的に強い。
たまたま通りがかった人たちを、これだけ立ち止まらせる力を持ったバンドって、そうそうないと僕は思いますよ。
例えば、今の音楽界の第一線でやってるバンドだって、顔とか曲とかが知られてなかったとして、純粋にその音楽性やパフォーマンスだけでこれだけ多くの人を立ち止まらせることができるかって話ですよ。
とまあ、そんなに長い持ち時間じゃなくても、居合わせた観客の心をガッツリ掴んで楽しませたタコ汁凝縮のライヴ。
来年発売になるマキシ・シングル第二弾からの新曲もサイコーで。
あと、そういえばベースが今のザ・ゴールドボーイ・ワキゲくんに代わってからの新生ザ・たこさんを観るのは僕もこれが初だったんだが、ドラムのマサ☆吉永さんとのコンビネーションもバッチリで、ほどよく若々しさも加味されたのがまたいい感じ。
終わってからはメンバー自ら即売してたCDも飛ぶように売れてましたね。よしよし。
そう、ライヴ観たら絶対CD聴きたくなるバンドでもあるからね。
はい。
前の記事でも書いた通り、そんなザ・たこさんをより広い層に聴いてもらうべく、近々、ワタクシ、新ブログをスタートさせますんで。
始まったらまたここで告知しますね。



