10月14日(火)
原宿・アストロホールで、サム・スパロー。
いやぁ、最高でした。
アルバムがムチャクチャ気に入っていたんだが、ライヴ観てさらに惚れ込んじゃったよ、サム・スパロー。
オーストラリアはシドニー生まれで、現在はLAとロンドンを行き来してるらしいアーティスト。
DIESELのイベント、DIESEL XXXにも出演した彼の、これは唯一の単独公演。
まだ名が広まっていないのか、観客の入りはいまひとつ。
もったいないよなぁ、この異才のパフォーマンスを観ないなんて。
バンドは、キーボード、シンセ、ベース、ドラム(←女性。けっこうキレイめ)で、ギターレス。
ベーシストはたまにキーボードも兼ね、またヴォーカルのサム・スパローも曲によってギター型のキーボードを弾いたりする。
よってドラム以外すべてキーボード~シンセ系になるときも。
ここに色っぽい女性コーラスまたはダンサーなんかが加わると絵的に尚いいかも、と思ったりもしたな。
イケてんのかイケてないのかよくわからない髪型におっきなサングラス、黒白半々のロングシャツといったカッコのサム・スパローを筆頭に、バンド・メンバー全員のファッションと佇まいがモロに80年代風。
音が出てすぐに思ったのが、ああ、このバンドのあり方、『1999』の頃のプリンスを手本にしてるんだなと。
サム・スパローのヴォーカルにプリンスからの影響がどーんとあるのはCD聴いてすぐわかったことだけど、ライヴで観ると(聴くと)なおさら如実。
「ホット・メス」の歌い方なんか(音のあり方もだけど)、80年代のプリンスの完コピみたいだったもんね。
それ以外にも多くの曲で、プリンスがよくだすあのファルセットとかシャウトとかをまんま多用してて、きっと昔から鏡見ながらプリンスのマネしてるような子供だったんじゃないか、と想像出来たりも。
また「ポケット」という曲などで浮かぶのは、「クレイジー」の頃のシール。
音がそうなると歌い方も声もシールふうにシリアスになったりして、フフ。
総じてこの音を浴びていると昔ディスコで踊ってたあの楽しさとか思い出したりもして、クールっていうより、ただただウキキっとカラダくねっちゃう感じ。
ミラーボールがよく合いそうだ。
1stアルバムからの曲が満遍なく歌われたが、カヴァーもあって、そのセンスがまたグッド!
エステルの「アメリカン・ボーイ」、それにクリスタル・ウォーターズの「ジプシー・ウーマン」ときた。
「アメリカン・ボーイ」はあれかな、歌詞に思いが重なるところ、あるのかな(この曲ではラップも披露)。
どっちも女性歌手の歌だが、彼の声で聴くこれらも味があって実にいい。
ヒット曲「21st センチュリー・ライフ」は3曲目にもってきて、最後の最後が待ってましたの「ブラック・アンド・ゴールド」。
で、アンコールはなし。潔し。
彼、途中で歌いだしのときに勢いあまってマイクに歯をぶつけて痛がったりもしてたけど、なんかそういう、カッコつけきれない感じが、微笑ましくもあり。
僕、好きだなぁ、こういう人。
ホント、この才能は日本でももっと広まらないともったいないです。
↓ユニバーサル社のウェブサイトはこちら。
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/sam_sparro/index.html
↓こちら、My Space。
