8月31日(日)
山梨県・山中湖 交流プラザ きららで、SWEET LOVE SHOWER 2008。
その2日目。
ウチらの泊まってた宿は、普段は割烹でもあるようで、朝ごはんがとても美味しくて満足。
それからしばらく部屋でゴロゴロしてテレビを見てると、日テレで例の24時間番組。
基本、ああいう番組の作りと持って行き方には悪態つきたくなるタチなんだが、無意識に見てたら魚鱗癬という皮膚病を患った男の子のドキュメンタリーの、その子の明るくて前向きな笑顔に、思わずヨメとふたりして涙。
朝っぱらから、まったく…。
前日とうってかわって、この日は見事に晴れ。
フェス日和! 日焼けしたほど。
なので、会場付近を散策したあと、湖見ながらしばらくノンビリ。
↑犬神家の一族? ではなく、気持ちよかったからか、湖に入ってこんなことしちゃってる人もいたっていう。
ライヴはまずMt.FUJI STAGEに行って最後のほうだけチラッとthe telephonesというバンドを観る。と、モッシュの嵐。
初めてだったが、盛り上げるのが上手いバンドだと思った。
この日、ウチらがちゃんと観たのは、12アクトのうち、SAKEROCK、奥田民生、上原ひろみ、EGO-WRAPPIN'、エレファントカシマシの5組。
SAKEROCK。
ラウド系のバンドが多いフェスなので、彼らぐらいの音の出方がむしろとても心地いい。
脱力MCもいい感じ。
後半ではEGO-WRAPPIN'の中納良恵が参加して「スーダラ節」を。
ゆったり目のアレンジで、いい歌やーと思いました。
奥田民生。
相当久しぶりに観る民生のステージ。
音の厚みもグルーヴも、ほかとの格の違いを思わせる貫録の運び。
青筋立てんでも、ガツンとロックは鳴らせるのだという大人のロッカーの証明。さすが!
MCの温度感もこの人ならでは。
「山中湖といえば、湖の中は知りつくしてるけど(笑)、ここで歌うのは初めて」みたいなことも。
あれですもんね、「ガキつか」の釣りの大会で優勝してたりしてるんですもんね。
上原ひろみ~HIROMI'S SONICBLOOM。
僕的にはこの日のお目当て。
というか、そもそも彼女が出るからこのフェスに行ってみようという気になったのだ。
このフェスの面白いところは、けっこう本人も入っての音合わせも見れちゃうところで、民生が終わってMt.FUJI STAGEに移動してきたら、メンバー全員揃っての音合わせをしばらくやっていた。
音合わせしてるときの彼女の表情などを見れて、ちょっと得した気分に。
で、本番。
「XYZ」やらジェフ・ベックの「レッド・ブーツ」やら、グルーヴの強い曲を選んでグイグイいく。
フュージンスキーのギター(ダブルネック)がまた相変わらず変態的なまでに凄い!
1曲終わるたびに、「おおおお~っ」とどよめきにも似た声と拍手が起こり、上原さんはニッコニコ。
そういえば、10代のコが多いようだった初日に比べ、この日は上の年代の人もそこそこいて、やはり前のほうはそういう上の年代の人たち(←僕も)が多くいて盛り上がっていた……のだが、初めてであろう若いコたちもちゃんと聴いていて、「すごーい、すごーい」と興奮した声をあげてもいた。
しかし、約35分のステージは短すぎる。
民生にしても上原さんにしても、こういう高質なライヴはせめて1時間くらいは観たいものだ。
↑ライヴ終了後、控え室からフュージンスキーら男性メンバー3人が顔をのぞかせると、たまたま通りががった観客の何人かが大喜びで握手したり写真撮ったり。フェスならではのいい光景だったので、ごめんなさい、僕も撮っちゃいました。
そのあと、会場の外に出て、レストランでビールとカレーと枝豆。
すると、天候がいきなり変わって大雨に。
この運のよさはなんだ?!
小雨になった頃に会場に戻って、EGO-WRAPPIN'。
先月フジで観たばかりだったし、後半はほぼ同じ曲順だったが、それでも中納さんの挑発的なパフォーマンスにはもって行かれる。
SAKEROCKのトロンボーン奏者がお返しでこっちにゲスト参加。
そして、LAKESIDE STAGEに動いてエレファントカシマシ。
ある時期は頻繁に宮本くんにインタビューして、ライヴもよく観ていたものだが、ここ数年は縁遠く、今回かなり久しぶりに観ることができたエレカシのステージ。
サポート・メンバーでSuperflyのプロデュースなどもしている蔦谷好位置さんらが加わっていたのだが、それもあって、以前の彼らの演奏から見違えるように開かれた音になっていたことに驚いてしまった。
とりわけ「風に吹かれて」のアレンジのよさにはグッときたな。
それと、「今宵の月のように」「悲しみの果て」など最初っから有名なヒット曲をどんどん続けていくあたりに、宮本くんの現在のとても開かれた姿勢と思いを感じたりも。
大人になったもんです。
と思いつつも、しかしいきなりバケツの水を自分で頭からかぶるなど、相変わらずムチャな一面も健在。
そのまま「ガストロンジャー」に雪崩れ込んだあたりの形相は鬼気迫るもので、この男のロック道の行き方を改めて思い知らされる形となった。
終わったあとのまわりの男のコたちの感想は、「やべー」「かっけー」。
若いコたちの感想をまとめると、Superfly志帆ちゃんは「かわいー」、BOOM BOOMは「かっこいー」、スカパラは「しぶいっ」、上原ひろみは「すごーい」、エレカシは「やばい」。
ということになるようです。
そのあと、くるりとレミオロメンは観ずに切り上げ、近くの温泉「紅富士の湯」へ。
いいお湯でした、はい。
これも含めてのフェスってことで。
フジロックに始まり、サマソニ、サザン、池上本門寺のSlow music,slow live、そしてSWEET LOVE SHOWERと、野外ライヴをいろいろ堪能した今年の夏もこれでおしまい。
さて10月の朝霧ジャムまで、しばし落ち着いて過ごすとしよう。

