6月6日(金)


丸の内・コットンクラブで、リチャード・ジュリアン (1stショー)。


NYを拠点とするシンガー・ソングライターで、リトル・ウィリーズでノラ・ジョーンズと一緒にヴォーカルを担当したりもしているリチャード・ジュリアン。


2006年に六本木の小バコ(スーパーデラックス)で行なわれたショーケース・ライヴ、同年7月に御殿場・富士スピードウェイで開催されたUDO MUSIC FESTIVAL、2007年3月に渋谷クラブクアトロで行なわれたイベント“ニューヨーク・ソングブック”(ジェシー・ハリスとサーシャ・ダブソンが共演)と、僕はこれまで3度彼のライヴを観ていて、今回が4回目。

今年4月に新作『サンデー・モーニング・イン・サタデーズ・シューズ』を出し、今回はそれを携えての公演となる。


ギターを弾いて歌うリチャードを中心に、ベース、ドラム、オルガンを加えた男性4人のバンド。
4人の年齢は恐らく近いと思われ、醸し出す雰囲気もどこか似た感じ。
因みにドラムはダン・リーサーで、リトル・ウィリーズほかノラとの仕事でも知られる人だ。


新作の曲に前作『スロー・ニューヨーク』の曲を混ぜながら、わりと淡々と進む。
ああ、この曲はいい曲だなぁ、好きだなぁ、と思える曲が演奏されると嬉しいが、会場のみんながいっせいに「待ってました!」となるようなヒット曲がないのは惜しい。
一貫していい演奏を聴かせてはいるのだが、けれん味とかはまったくなく……まあ、大人っぽいというか渋いというかなんというか。


例えば、UDOフェスで観たときなんかは、もうちょっと迫力もあったし、外に開かれた演奏をバンドがしていた印象があったのだけど……。
会場が違ったら雰囲気もまた違っていたかな。

とはいえ、自分の家に招き入れて聴かせているような、飾りがなく、距離の近い演奏ではあり、それはこの人ならではのものと言えたかも。


演奏曲の中では、個人的には「スロー・ニューヨーク」が改めていい曲だなと感じられた。
それと、確か本編の最後にやったアルバム『Good Life』(日本は未発売)からの表題曲「Good life」。
これがアルバムのヴァージョンよりも華やかなものになっていて、ゴキゲンな感じでしたねー。
こういうふうにみんなが楽しめる曲がもう何曲かあるといいのに、ともチラと思ったかな。


因みに翌日の土曜日の公演では、おおはた雄一さんがゲスト出演されたとか。
おおはたさんの新作にリチャードが参加してるのだそうですね。




サンデー・モーニング・イン・サタデーズ・シューズ/リチャード・ジュリアン

スロー・ニューヨーク(CCCD)/リチャード・ジュリアン


Good Life/Richard Julian

一番上が最新作。今回はここからの曲がやはり多めでした。

真ん中は前作。今回、表題曲が沁みたな。

因みにこの2作のライナーはワタクシ書いてます。

で、下はインディーでの3作目。この日の最後にやったのはここからの表題曲でした。