4月3日(木)・夜


恵比寿リキッドルームで、ホセ・ジェイムズ。


ホセ・ジェイムズ観たさに、J-WAVE主催のイベント“Worldwide Showcase 2008~3rd Anniversary”へ。


まずはJazztronikのライヴ。
続いて松浦俊夫、沖野修也、小林径、須永辰緒、ラファエル・セバーグら錚々たるメンツによるリレーDJ(といっても1曲ずつ)によって場内が十分あったまったところで……。
いよいよ僕のお目当てであるホセの出番。


演奏はJ.A.M.(=SOIL&“PIMP”SESSIONSのメンバーによるピアノ・トリオ。今年リリースされたアルバム、とてもいいです!)で、彼らがスリリングでビシッと筋の通った演奏をしているところに、混ざるようにホセ登場。
ニューヨーク・ヤンキースのキャップをかぶった彼のカッコは、ジャズ・シンガーというよりはヒップホップのアーティストのよう。
いや、歌い方もラッパーのように、こう、手を開いて前に出したり引っ込めたり。
音を聴かずにその映像だけ見たら、ヒップホップ・アーティストに見えただろう。


実際のところ、ホセは90年代にはヒップホップにドップリ浸かっていたりもしたそうで、とりわけア・トライヴ・コールド・クエストの創造性には相当感化されたと前に話していた。
が、最近はモス・デフ、タリブ・クウェリなど一握りのアーティストを除いて創造的なヒップホップ・アーティストは少なく、さほど感化されることがなくなった、とも。


まあ、そうは言っても、彼の中にあるひとつのテーマとして、ジャズとヒップホップの理想的な融合というのがあるわけで、それをCD以上に体現していたのがこのライヴだったとも言えるか。
デビュー盤にも入っていたアート・ブレイキーの「モーニン」のナマ、あれなんかまさに。
(かっこよかったなー、ありゃ)


それにしても、あのヴォーカルは艶やかで素晴らしい。
スキャットも見事なものだ。
雰囲気だけじゃない。さすがにデビューまでのキャリアが長いだけあって技量がある。
アーンド、クールで、しかも笑うと実にチャーミングでもある。


J.A.M.との相性もバッチリといった感じで、ずいぶんと短い持ち時間だったのはちと残念だったが、パフォーマンスの内容には大満足。
思えば僕は去年の今頃初めて彼に会って、以来、いろんな人から「最近いいアーティスト、いますか?」と訊かれるたびに「まだデビューしてないけど、ホセ・ジェイムズは最高」と答えてきたわけだけど、それが間違いじゃなかったことを証明できたようで、その点でもいい気分に。


そのあと、ホセという才能を見出した男=ジャイルス・ピーターソンのDJを少しだけ楽しんでから会場を出た。


ホセ、単独での再来日、してくれんかのー。
や、夏フェス出演なんてのもいいんじゃないかと思うんだけど……。





ザ・ドリーマー/ホセ・ジェームス

TOWERでは発売1週目にしてジャズ・ヴォーカル・チャート1位、HMVではクラブ・チャート1位に輝くなど、なかなかのセールスにもなったデビュー盤。

聴いて!  絶対いいからとにかく聴いて!



↓こちらはホセをフィーチャーした曲も入ってるJ.A.M.のアルバムです。

Just A Maestro/J.A.M




ここからホセのライヴ映像、見れます。

http://trafficjpn.com/josejames/TRCP-21/music_video.html


よければ、ワタクシめのこんな文もご参考に。

http://trafficjpn.com/josejames/TRCP-21/review.html