3月29日(土)


青山・ワーナーミュージック社で、Superflyにインタビュー。


もう2週間経っちゃったけど、書いてなかったので書いときますね。


今月23日に(今、au LISMOのCMソングとしてかかっている)5thシングル「Hi-Five」をリリースし、5月14日には待望の1stアルバム『Superfly』をリリース。
今回は両方合わせてのインタビュー。


志帆ちゃんひとりになってからインタビューするのは「愛をこめて花束を」の取材をしたクリスマス以来で、2度目。
うん。やっぱり話してても以前の彼女とは自覚~意識の度合が違うというか、自分には音楽に対する熱い思い、自分の作品に対する熱い思いというのがあって、それはほかの誰かが代弁してくれるわけじゃないんだから、ちゃんと自分の言葉で伝えなきゃ……っていう気持ちがしっかり前に出るようになってきて、いいぞ、成長してるぞ、ここからだぞと思ったのだった。


デビューからもう1年経って、その間にはいろんな経験をしたけど、今やれることはすべてやりきって、遂にここに1stアルバムを完成させたんだというその大きな充足感も伝わってきたし。


よかったね、志帆ちゃん。
この場を借りて、改めて……「おめでとー。やったね!」
多くの人がまだかまだかと楽しみに待ってたアルバムだったわけだけど、でも、そういう大きな期待にしっかり答えられる仕上がりになってると思うし、「これがSuperflyや!」って胸を張って言っていい作品になってると思う。


いくつかの雑誌やフリーペーパーやプレスリリースなどにもいろいろ書くのでここでは詳しくは書かないけど。
ひとつ書いとくと、なんていうかな、聴いててえらく高揚したし、バカみたいな言い方だけど「やっぱりSuperflyは飛び抜けていいなぁ」「いいアーティストを好きになったな」ってものすごく純粋に思っちゃった。

アーンド、多保くんの書くメロディとギターの音はやっぱりいいなぁ、ともね。


僕のようなストーンズかぶれの40代とか普段洋楽を中心に聴いてる人もワクワクしたりニヤッとさせられたりグッときたりするところがいっぱいあるし、10代、20代のJ-ポップ・リスナーにも新鮮さを伴いつつ心にグッと響くところがあるはずのものになっていて、つまりコアに行きすぎずちゃんと広く届くポップさもありながら音楽ツウを喜ばせる高水準のこともやってるっていう、そういうある意味理想的な着地の仕方をしてるアルバムだなと、そう思うんだな。
これができてるアーティストって、実はそんなにいなかったりするわけですよ、日本には。
ほとんどの場合、洋楽村とJ-ポップ村、コア村と大衆村というか、まあそんなふうに聴く層が分離しちゃうものだからね。
というような意味においても、これはここ数年のJ-ポップの中で、けっこう画期的なアルバムというか、いろんな意味で一石を投じるアルバムになってるんじゃないか。


これまでいろいろタイプの異なるシングル曲をリリースしてきて、またライヴでやってるけどまだ盤になっていないいい曲がいろいろあって、それらがどういう形でどういう順序で1stアルバムに収まるんだろう??  けっこう方向性もいろいろだったけどそれが1枚のアルバムに違和感なくちゃんと収まるんだろうか??  と、いっぱいの期待とちょびっとの不安を持ちながら僕は初アルバムを待ってたわけだけど。
そして「孤独のハイエナ」や「凛」もライヴでの重要曲だから入るかな、とか、「愛と感謝」や「i spy i spy」は異色だからボーナストラック的な位置に入ることになるのかな、とか、勝手にいろいろ想像しながら待ってたわけだけど。


結果的には、これ以上ないベストな曲順で、非常にトータリティのあるアルバムになったと思う。
意外にというか、もしかしたら浮くんじゃないかと思っていた「i spy~」も「愛と感謝」も、流れにそって、何の違和感もなくいい場所に収められた感じだしね。


「レスキュー・ミー」「プリマドンナ」ほか、ライヴでやってて今作には入らなかった曲もまだあるし、「孤独のハイエナ」や「凛」も残念ながらもれたけど、でも、それに代わる同タイプのいい曲がちゃんとあったりもするし、持ち曲全部入れるなんていったら2枚組にするしかないわけで。
だから、今考えられる、これが最良の選曲~曲順だと僕も思いましたね。


初めて聴いた曲の中で、特に僕が気に入っているのが7曲目の「バンクーバー」。
このムードにはグッと入り込んでしまうし、志帆ちゃんも「いいんですよねー、これ」と相当気に入っている様子。


それとやっぱり、感動的なのが最後の2曲。
彼女のシンガー・ソングライター資質が遂に初めて開花したピアノ弾き語り曲「Last Love Song」と、ライヴでもいつも最後に歌われていた名バラッド「I Remember」。
この2曲は本当に鳥肌もので、志帆ちゃんのヴォーカルの思いの入り方もほかと段違いだし、もう圧倒的に素晴らしい。
レコーディングで(=スタジオで)ここまでエモーショナルに歌えるなんて……。
まさに、志帆・覚醒といった感じだ。
まだSuperflyのことをよく知らないという人や、そんなにいいのかと疑ってる人には、とにかくこの「I Remember」だけでもいいから聴きなさいと僕は言いたい。


これらの曲と歌唱のよさを多くの人に伝えられるよう、僕もこれからますます気合入れていい文を書くぞ。
と、そういう気持ちにもさせられるアルバムなんです。



Superfly〔DVD付〕/Superfly
アルバム発売まで、あと約1か月。5月14日リリースです!

Hi-Five/Superfly

これはプライマル・スクリームの「ロックス」を初めて聴いたときのあの高揚感が味わえる曲ですね。

ライヴでもこれは大いに盛り上がるっしょー。

カップリングには、去年の6月8日に渋谷のアップルストアで行われたアコースティック・ライヴから、ストーンズの「ホンキー・トンク・ウーマン」など洋楽カヴァー3曲を収録。

6月のあのアップルストアのライヴ、なんかもう懐かしい感じだなぁ…(しみじみ)