2月23日(土)
丸の内・コットンクラブで、ルーム・イレヴン(1stショー)。
ルーム・イレヴンは、オランダの5人組グループ。
ジャズとポップを基調にし、曲によってはフラメンコだったりボサノヴァだったりのテイストを混ぜたりした音楽をやる。
メンバーはギター、ベース、キーボード、ドラムと男性が4人(ギタリストとドラマーは兄弟)。
そして紅一点のヤナ・スクラがヴォーカル。
ガツンと響く感じはないが、雰囲気作りはまあまあうまい。
1stに収録の「フェイス」(ジョージ・マイケルのヒット曲をスローにしてブルージーにカヴァーしたもの)の一部を観客に歌わせたり、「イッツ・レイニング」という曲で観客に腿のあたりをパタパタと叩かせ、それで雨音を演出するなど、楽しいライヴにしようと心掛けられている。
ヤナの歌は、厳しく言うならまだムード先行といったところで、もう少し説得力がほしいところではあるが、曲によって歌の表情が変わるのは、なかなか。
僕がいいなと思ったのは、バスキング・バンドっぽい雰囲気が出た演奏の曲。
特にフラメンコの要素を取り入れた曲が、わりと個性的なものとして響いてきたかな。
彼ら、洗練を目指すよりも、ストリートのざわざわした感じを強調し、ジャムっぽく聴かせたりすることをもっとたくさんやるといいと思う。
- ウィ・ラヴ・ルーム・イレヴン/ルーム・イレヴン
- ↑こちら、昨年夏に日本でリリースされた1stアルバム。
2月25日(月)
青山・ユニバーサルミュージック社で、ルーム・イレヴンのヴォーカルのヤナ・スクラとギターのアリエン・モーレマにインタビュー。
このふたりが中心になって曲を作っているそうで、ふたりとも意外にというか、けっこうシンガー・ソングライター志向が強いよう。
アリエンはダミアン・ライスなんかも大好きなんだそうな。
そういうダークなモードは、彼らの基本ハッピーな音楽性にはほとんど反映されていないが。
一方、ヤナはファイストにぞっこんの様子。
4月に日本盤がリリースされる2ndアルバムの原題は『Mmm…Gumbo?』というもの。
ガンボっぽく、いろんな音楽を混ぜて煮込んだものという意味合いだそうな。
日本でのリード・トラックは1曲目の「ヘイ・ヘイ・ヘイ」になるそうで、ライヴでもこれが最後に歌われていたが、なるほどキャッチーでラジオ・フレンドリーだし、これからJ-WAVEあたりで頻繁に流れることになるのでしょう。
楽しい気分になれる曲展開…なのだが、途中で悲しいムードも顔をだす。
それはつまり人生を表しているそうで、楽しい感じと悲しい感じ、その両方のミックスのバランスについては、いつも意識的なのだとか。
オランダ出身ということで、向こうの音楽シーンの話なども少々。
あと、10年前くらいに僕は新婚旅行でオランダにも行って……ってな話をしたら、10年前に新婚旅行? そんなに若い頃に? みたいな感じで驚かれた。
どうやら僕、相当ヤングに見られてたみたい。
とりあえず笑っときました。
ジャケにサインしてもらったんだけど、彼女、ひらがなで「やな」って書いてくれたのでした。
こちら、オフィシャル・サイトです。
http://www.universal-music.co.jp/jazz/artist/room_eleven/
こちらは、マイスペース。
音など聴きたい方はこちらへ。
