おはようございます。
昨夜、LAから帰国しました~。
観てきましたよ、第50回グラミー賞。
まあ、いろいろ書きたいことはあるんですが。
僕が今回のグラミーの記事を書いて見出しをつけるとしたら、これしかないですね。
「エイミー・ワインハウス、復活!」
やったね! エイミー。
堂々、今年のグラミーの主役になっちゃった。
米国音楽界の権威の象徴であるアウォードで、英国…つまり“よそ者”のジャンキー娘が主役に躍り出るなんざ痛快じゃないですか。
あ、いや、そういう批評的な観点はさておいて。
やっぱりこの人こそが“ヴォイス・オブ・2007”であったことは間違いなく、僕も個人的に去年(買ったのは一昨年だったけど)もっとも繰り返して聴いたアルバムは『バック・トゥ・ブラック』だったし、前に書いた通りの例の10分ちょっとのインタビューを含めいろんな意味で振り回してくれたのがこのエイミーだったこともあって、そりゃあ思い入れの大きさもハンパなもんじゃなく。
素直に書くなら本当に本当に本当に嬉しい。
「レコード・オブ・ザ・イヤー」で彼女の名前が呼ばれたときには、思わず会場で立ち上がって「きたぁっ」とガッツポーズしちゃいましたよ。
(ただ、実際の会場の反応を書いておくと、わりと冷めてる人たちも少なくなかったし、一部の人たちからブーイングの声があがったりしてたのも事実なんだけど)
でね。
主要4部門中3部門、全部で5部門(最優秀プロデューサー賞のマーク・ロンソンも数えると6部門になるのか)をエイミーがもってったってことにももちろん僕は「うぉおおおっ」って感じで相当驚いた&喜んだんですが。
それよりなにより、僕がここで言いたいのは……言いたいのはぁ……。
あのパフォーマンスですよっ!!
もうね、乱暴に書くなら、「どーだっ、思い知ったか、このやろーっ」って感じ。
誰に対してこのやろーなのかわかんないけど。
だって、素晴らしかったでしょ~~?! 今回のエイミーのパフォーマンス。
あれこそがエイミーなんだよぉぉって、僕はみんなに大声で叫びたい。
ここしばらくズタボロだったジャンキー・ワインハウスが。
去年の英国公演ではステージでふらふらしてマイクも落としてまるっきり歌えなくて大ブーイングあびて逆切れして観客に悪態ついてステージを降りちゃう…ってぐらいまで落ちたエイミーが。
ああ、そのエイミーが、ここではこんなにしっかりと声を出してエモーショナルに歌っている……。
もう僕はね、「ユー・ノー・アイム・ノー・グッド」の時点でグッときちゃって、「リハブ」ではウルッときちゃってました。
(あれで「ラヴ・イズ・ア・ルージング・ゲーム」でも歌われたら号泣の域に達してたかもしれん)
いやもう、ここしばらくのダメぶりをあっさり覆してみせた見事な歌いっぷり。
あんなにビシッと声が出てる状態のエイミーを見たのは初めてかもしれない。
フェイク、バンバン入れつつ、「リハブ」では途中シャウト気味に歌ったりもしてたし、アクションも表情もなかなか挑発的で、そのあたりからは余裕も見られたし。
もっと言えば、顔色もなんかよく見えたし、折れそうなほどに細くなってた足も少しだけ肉がついたように見えたし。
つまり、“リハブ”した成果がしっかり表われてたってことですよ。
これね、ちゃんと情報が行き届いてないようで知らない人もけっこういるみたいなんだけど。
前にもこのブログでチラッと書いた通り、去年の英国公演でさすがにこれじゃやばいと思ったのか、今回のグラミーに向けてエイミーは“初めて”ちゃんとリハビリ施設に入ってたわけなんですね。
まあ、確か12月だったから、たかだか2ヵ月弱だけど。
でも、それでこんなにも成果が出るんだから。
ねえ?!
(もっとも相変わらず本人は「そんなの関係ねー」ってな表情で歌ってて、そこがまた彼女らしくもあったんだけど)
そうやってとりあえずリハブしたのは、やっぱりグラミーへの特別な思いもあったと思いますよ。
彼女、アメリカ音楽に強い影響受けてここまできたんだから。
去年の春、僕が「アメリカでもこうして自分の音楽が受け入れられているのはどんな気分?」と訊いたときも、「うーん、考えてもみなかったわね。これはそれほどビッグなレコードじゃないし」とか言いながらも、まんざらじゃないって顔してたもんだったしね。
まあ、とにかく、今回のグラミーのパフォーマンス。
これはもう、「エイミー、復活!」と言っていいものでしょう。
やあ、よかった。グッときまくりでした、本当に。
ただ今回の受賞でまたますますメディアは彼女にベッタリ張りつくようになるわけで。
それでまた苛ついてジャンキーに逆戻り……ってなことにはならないよう、心から願いたいもの。
レコード・オブ・ザ・イヤーを受賞したときも、歌ってる最中にも、エイミーったら「私のブレイク」なんつって服役中の旦那の名前を呼んでたから、まだまだあのダメ亭主のことを愛してるようなのがちょっと心配でもあるんだけど。
だからまだ「完全復活」と言うには早いけど。
とりあえず、一時的だったとしても、今回のグラミーでのパフォーマンスは彼女にとってひとつのベストに挙げていいぐらいのもの。
会場まで観に行ったのにロンドンからの中継だったのは残念だったけど(紅白のナガブチかっ)。
僕は大満足です。
で、今回のグラミーの放映を見て、初めてエイミーのよさを知っちゃったって人もやはり多いようで。
さっきメール・チェックしてたら、ユニバーサル社からの情報で、なんと昨日一日だけで『バック・トゥ・ブラック』の輸入盤とデラックス・エディションに5万枚ものバック・オーダーが来たんだそうな。
すっげえ~。
やっぱりグラミー効果って大したもんなんだなぁ。
ノラのときを思い出す如実な効果の表われですなぁ。
なんか、ワイドショーなんかでもけっこう取り上げられてるみたいだし。
でも、なんにせよ、そうやって今まで知らなかった人たちが、そのよさを知ることになったっていうのは、とりあえずいいこと。
(逆に言うなら、それぐらい今までレコード会社もそのよさを知らせることができてなかったってことなんだけど)
まだまだグングン、セールス伸びちゃうね、こりゃ。
洋楽っていうのは、こうやってちょっとしたきっかけで一気に広まっていくものなのだ。
因みに、さっき見たら、僕のこのブログもこの2日ほど、かなりアクセス数が増えてて、アクセス解析ってのを見たらやはり「エイミー・ワインハウス」という検索ワードから流入してる人が多いよう。
みんな今、エイミーのことが急に気になりだしてるってことなんですね。
面白いもんだ。
はい。
今日はこのへんで。
マイケル来なかったねぇってこととか、あれこれの素晴らしかったパフォーマンスについてのことなどは、また書きますね。
今夜はポリスだぁ~っ。
エイミーについての過去の記事はこちらから。
(真ん中は去年の取材記です)
http://ameblo.jp/junjunpa/entry-10065151410.html
http://ameblo.jp/junjunpa/entry-10033570778.html
http://ameblo.jp/junjunpa/entry-10039817146.html