8月11日(土)
千葉マリンスタジアム&幕張メッセで、サマーソニック07。
初日に観ることができたのは以下の通り。
中山うり (リバーサイド・ガーデン)
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ストラングラーズ (ソニック・ステージ)
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ハンバートハンバート (リバーサイド・ガーデン)
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CSS (ダンス・ステージ)
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グウェン・ステファニー (マリン・ステージ)
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モデスト・マウス (ソニック・ステージ)
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ブラック・アイド・ピーズ (マリン・ステージ)
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トラヴィス (ソニック・ステージ)
まずは、中山うりちゃんを観るため、新設されたリバーサイド・ガーデンへ。
どう考えてもフジのほうが合ってるだろうに……とは思っていたのだが、この場所はこの場所で和めて悪くない。10代や20代前半の多いこのフェスの中にあって、ここだけ年齢層が高めだった気がするが。
しっとり歌を聞かせたかと思えば、「あっちー」と繰り返したりもする彼女。相変わらずMCには男気が感じられ、そこがまたチャーミング。
ところで、終わってからステージ裏手に挨拶しに行ったら、本当に久しぶりにs-kenさんにお会いした。
うりちゃんやPE'Zなんかも所属するワールドアパートの代表取締役 プロデューサー。
僕は音楽ライターとして独立する前、any(エニイ)という情報誌の編集をやっていて。
そこで、s-kenさんにコラムの連載をお願いしていたのだ。
タイトルは「異人都市快楽」。
もともと僕は東京ロッカーズの頃から(といっても、完全にリアルタイムではなく、ちょい後追いでしたが)、s-kenさんのファンで、書く曲も大好きで。
さらに文章のファンでもあったので、連載をお願いしたのだった。
何度か面白い飲み屋さんに連れて行ってもらったりもして、今はそれもいい思い出。
以来、10数年ぶりの再会だったのだが、「おっ、いい顔になったな。あの頃は青年って感じだったけど」なんて言ってもらえて、ちょっと嬉しかったりも(照)
あ、s-kenさんの旧譜、紙ジャケで再発されるそうです。
で、東京ロッカーズなんて言葉が出た流れで…ってわけではないが、そこからメッセでストラングラーズ。
(リザードのプロデュースなんかもやってた)ジャン・ジャックさん、足をこうクイクイっと横から回しながらのベースの弾き方が相変わらずで、カッコイイ。
初期はハマって聴いてたんだが、ある時期からは聴いてなくて、この日は知らない曲が多かった。けど、最後にやってくれましたよ、「ノー・モア・ヒーローズ」!
興奮。
ストラングラーズのあと、デジタリズムで踊ろうかと思っていたのだが、既に入場規制がかかっていて、中に入れず。残念。
なので、またリバーサイド・ガーデンに戻って、カレー食べつつ、ハンバートハンバート(後半の3曲)。
またメッセに動いて、CSS。
ブラジルはサンパウロのバンド(女5人と男1人)ってことでけっこう混沌とした音のグルーヴを期待していたのだが、全体の色彩感覚とヴォーカル女性の動きなどはユニークなれど、音は意外に普通のロック。
数曲聴いて、スタジアムへ移動する。
待ってましたのグウェン・ステファニー。
バンドとダンサー合わせ、20人近く(数えたわけじゃないが、確かそのくらい)がステージに。
グウェンちゃんはといえば、終始チョー・パワフルに動きまわりながら歌ってて、もう、その圧倒的なエネルギー量たるや!
暑いが、だからこそといった熱の発し方で、遠目に観ていてもグイグイ引き込まれてしまう。
なんてパワフルなんだっ。
声の通りはさすがのものだし、出し惜しみのないヒット曲の連発もフェスのなんたるかをわかってるようだし、そのプロフェッショナルなあり方に僕はかなり感動しちゃいました。
さすが、USでトップはるだけあるな。
で、こんなにも強力なステージを観せられたあととあっちゃ、アブリルなんぞはなおさら弱っちく見えちゃいそうな気がしたので、今回はパスしてメッセへ。
初めて観るモデスト・マウス。
ジョニー・マーはわりと控えめで、曲も最初はけっこう淡々とした感じにも思えたのだが、進むうちにグルーヴがすごいことになってきて、終盤はもうズブズブに入り込んでしまった。
軽快な曲から重めの曲、それに楽器の持ち換えも何度もあって、なかなかこう観る側の落ち着きどころも定まらない感じが途中まではあったのだが、それが面白みへと転化したあたりから、もうこの時間がいつまでも続いてほしいなんて気持ちにも。
終わってからもしばらく余韻が残り……ああ、単独公演、しっかり観てみたい。
スタジアムでブラック・アイド・ピーズ観ながら、焼きそば・枝豆・ビール。
どーも僕はこの人たちの音との相性がよくないようで、何がどうとは説明しづらいのだが、もうひとつピンとこない。
なので、途中抜けして、メッセへ。
RIZEに行こうかと思ったら終わっちゃったようだったので、トラヴィスを観る。
いやー。これは観てよかったぁー。
特別な思い入れがあるわけでもなく、今までちゃんと観たことがなかったのだが、こんなにいいライヴをやるバンドだったんですねー。
集まった観客たちの思いの強さみたいなのもすごく作用してたと思うけど、バンドの熱もすごくて、最後は素晴らしい一体感も生まれ。
おっと、感動しちまいました。
最初っからちゃんと観ればよかったな。
ということで、今さらながらトラヴィスのアルバムを聴き返したりもしている僕なのでした。
さて、この日のベスト・アクトは……難しいー。
グウェンか、モデストか、トラヴィスか。
うーん。
ただ、トラヴィスは後半しか観てないから……はい、やっぱグウェンちゃんってことで。
さすがでしたね、姉さん。

