間があきましたが、まだ続いてます。
グラミーまでには終わらせるぞ、この企画。


内本順一が選んだ2006年ベスト・アルバム。
今回は「ルーツ編」ってことで、3枚選んでみました。





1. リトル・ウィリーズ/リトル・ウィリーズ (東芝EMI)




2. テイキング・ザ・ロング・ウェイ/ディクシー・チックス (ソニー)



3. ホワッツ・ゴーイング・オン/ザ・ダーティ・ダズン・ブラス・バンド (ジェネオン)




「このバンドがうまくいっていて、私が楽しめているのは、ただのバー・バンドだからなの。ツアーの計画はないわ。世界中のバーをまわるのも楽しいだろうなと思うけど、例えば飛行機で日本に行って、バーで演奏するだけだったら、赤字になっちゃうでしょ? アルバムを作ったのも、このバンドはツアーには出られないってわかっていたからなの。だからアルバムをライヴのように考えて、ライヴ・レコーディングで作ったのよ」


この前のインタビューで、ノラ・ジョーンズは僕にそう言った。
なるほど、確かにスタジオ録音でありながらライヴのような感触があったのが、リトル・ウィリーズの盤。

それにしても、これ、たった3日間でレコーディングしたとノラから聞いたときには、さすがに驚きましたね。
で、この盤、音がすごくいいのだ。
ボリュームあげて聴くと、まさに目の前でバンドが半円状になって演奏しているかのごとし。
そこも気に入ったところです。


ディキシー・チックスは、文句なしの傑作。

こういうポップ・ロック的な音って、日本だと真っ当に評価するメディアが少ないようだが、このよさが広く伝わらないのは本当に残念なこと。

この、揺らがない意志。信念。本当に勇敢な女性たちです。

歌詞が、こう、ぐっと心に刺さるんだ。


ダーティ・ダズン盤は、ハリケーン・カトリーナ後のニューオリンズと世界を音で伝えんとする、マーヴィン・ゲイの名作の全曲カヴァー集。

音そのものに、やるせなさとかいろんな感情が渦巻いてて、ズンときた。

05年の10月にNYのブルーノートで観た彼らのライヴもよかったっけ。