10月24日(火) 夜。
新宿ロフトで、フリクション、恒松正敏グループ、dip。
石井聰瓦の初期作品DVD-BOXの発売にあわせて行なわれたイベントのうちの一日で、タイトルは“BURST GIG 1,2,3”~SOGO ISHII&LOFT 30th ANNIVERSARY BATTLE というもの。
とはいえ、その作品集の宣伝の色合いは決して濃くなく、合間にちょこっと予告映像が流される程度だったが。
まずは、dip。
出音のでかさに、最初はたじろぐ。
このバンドだからというのもあるが、そもそもロフトのこれ系のライヴは音が恐ろしくでかく、通常の、音のバランスのいい会場に慣れてる人はびっくりするはず。
僕のそばにいた若い女子はとっさに耳をふさいでいた。
ロックの持つ暴力性が、むき出しになった感じ。
とりわけヤマジカズヒデのギターはそういうもので、音に犯されてる気になる。
が、聴くうちにある種のトランス感覚というか、夢遊状態にもなってくる。
やばい。
最後にルースターズの曲(「SHE BROKE MY HEART’S EDGE」)をやったのは、イベントの趣旨をふまえてのことか。
2番手は恒松さん……だろうと思いきや、ここでフリクション!
レックと、ドラムは中村達也。
今年(だよね?)、活動再開したフリクションは、夏頃には渋谷のクアトロでやったり、ライジングサン・ロック・フェスに出演したりもしていて、僕も早く観たいと思っていたのだが、クアトロは気付いた時にはチケット完売だったりもしたので、今回、ようやく!
どうやら、やはりフリクション目当てで来た人が多かったようで、幕があがった途端、フロアはぎゅー詰めに。「レック!」と名を呼ぶ人も多かった。
で。プレイはといえば、これが思っていた以上。どうにかなっちゃいそうなほどカッコイイ。それはもう圧倒的に。
まず、特有の言葉(単語)の音への乗せ方スタイルというものがフリクションにはあるが、その唯一無比の強力さを、ナマで聴いたことで改めて思い知る。
あれはなんというか、パンクの、レックの発明であるな、と。
その発明は、しかしほかの誰にも真似できないもので(形だけ真似することは出来ても、センスが追いつかないはず)、だからまさしく唯一無比。
しかも、今でも新しさを感じる。
モダンなのだ。
だから、フォームの上でパンクでありロックであるが、踊れもする。ダンス音楽としても機能する。
そういうフリクションの今の音楽は、昔を知る年配のパンク好きだけにうったえるものではまったくなく、若い聴き手の耳にもガツンと衝撃を与えるはず。
事実、このライヴでも、けっこう20代くらいの人がのりまくっていた。
来年はフジロックとかにも出てほしい、出れば多くの人がショックをうけることは必至だろうと僕は夢想する。
アホみたいな感想で悪いが、とにかくむちゃくちゃカッコイイ。
日本のロックん中で、今一番カッコイイんじゃないかとさえ思っちゃう。いや、ホントに。
次にライヴがあったら、絶対観るべきです。
そして、トリは恒松正敏グループ。
この形でのライヴを観るのは、オートモッドやモモヨとやった3月のロフトに続いて僕は2度目だが、レックのモダンなパンクのあとに聴くと、こっちは昔ながらのロックンロールをベースにしたものだよなぁと思う。
フリクションの時の曲をやってもビートよりグルーヴとか“ロール”の部分に重きをおいたアレンジにしているようで、こっちも跳ねるのではなく、揺れてのる感じだ。
それにしても。
前の週にはリザードを観て、続けて今回はフリクション。
今になって東京ロッカーズの両雄をこうして続けて観ることが出来るとはまさか思わなかった。
それにオートモッドや恒松さんは今年2度観て、(今度改めて書くが)11月4日にはノン・バンドのノンのソロ・ライヴというのも観ることが出来た。
ノンといえば、ノン・バンドの前はオートモッドのジュネと一緒にマリア023をやってたわけで、なんだかこのあたりの人たちのタフさと独創性とネバリを改めて感じないではいられない今日この頃だ。
で、CDでも最近、このへんの人たちのものばっかり聴いたりしている僕でして。
そうするとね、イマドキの若手のバンドがどうしたってやわく思えてしまって、困ってしまうわけなんです、はい。
フリクション 『79’LIVE』 すごすぎっ。
新宿ロフトで、フリクション、恒松正敏グループ、dip。
石井聰瓦の初期作品DVD-BOXの発売にあわせて行なわれたイベントのうちの一日で、タイトルは“BURST GIG 1,2,3”~SOGO ISHII&LOFT 30th ANNIVERSARY BATTLE というもの。
とはいえ、その作品集の宣伝の色合いは決して濃くなく、合間にちょこっと予告映像が流される程度だったが。
まずは、dip。
出音のでかさに、最初はたじろぐ。
このバンドだからというのもあるが、そもそもロフトのこれ系のライヴは音が恐ろしくでかく、通常の、音のバランスのいい会場に慣れてる人はびっくりするはず。
僕のそばにいた若い女子はとっさに耳をふさいでいた。
ロックの持つ暴力性が、むき出しになった感じ。
とりわけヤマジカズヒデのギターはそういうもので、音に犯されてる気になる。
が、聴くうちにある種のトランス感覚というか、夢遊状態にもなってくる。
やばい。
最後にルースターズの曲(「SHE BROKE MY HEART’S EDGE」)をやったのは、イベントの趣旨をふまえてのことか。
2番手は恒松さん……だろうと思いきや、ここでフリクション!
レックと、ドラムは中村達也。
今年(だよね?)、活動再開したフリクションは、夏頃には渋谷のクアトロでやったり、ライジングサン・ロック・フェスに出演したりもしていて、僕も早く観たいと思っていたのだが、クアトロは気付いた時にはチケット完売だったりもしたので、今回、ようやく!
どうやら、やはりフリクション目当てで来た人が多かったようで、幕があがった途端、フロアはぎゅー詰めに。「レック!」と名を呼ぶ人も多かった。
で。プレイはといえば、これが思っていた以上。どうにかなっちゃいそうなほどカッコイイ。それはもう圧倒的に。
まず、特有の言葉(単語)の音への乗せ方スタイルというものがフリクションにはあるが、その唯一無比の強力さを、ナマで聴いたことで改めて思い知る。
あれはなんというか、パンクの、レックの発明であるな、と。
その発明は、しかしほかの誰にも真似できないもので(形だけ真似することは出来ても、センスが追いつかないはず)、だからまさしく唯一無比。
しかも、今でも新しさを感じる。
モダンなのだ。
だから、フォームの上でパンクでありロックであるが、踊れもする。ダンス音楽としても機能する。
そういうフリクションの今の音楽は、昔を知る年配のパンク好きだけにうったえるものではまったくなく、若い聴き手の耳にもガツンと衝撃を与えるはず。
事実、このライヴでも、けっこう20代くらいの人がのりまくっていた。
来年はフジロックとかにも出てほしい、出れば多くの人がショックをうけることは必至だろうと僕は夢想する。
アホみたいな感想で悪いが、とにかくむちゃくちゃカッコイイ。
日本のロックん中で、今一番カッコイイんじゃないかとさえ思っちゃう。いや、ホントに。
次にライヴがあったら、絶対観るべきです。
そして、トリは恒松正敏グループ。
この形でのライヴを観るのは、オートモッドやモモヨとやった3月のロフトに続いて僕は2度目だが、レックのモダンなパンクのあとに聴くと、こっちは昔ながらのロックンロールをベースにしたものだよなぁと思う。
フリクションの時の曲をやってもビートよりグルーヴとか“ロール”の部分に重きをおいたアレンジにしているようで、こっちも跳ねるのではなく、揺れてのる感じだ。
それにしても。
前の週にはリザードを観て、続けて今回はフリクション。
今になって東京ロッカーズの両雄をこうして続けて観ることが出来るとはまさか思わなかった。
それにオートモッドや恒松さんは今年2度観て、(今度改めて書くが)11月4日にはノン・バンドのノンのソロ・ライヴというのも観ることが出来た。
ノンといえば、ノン・バンドの前はオートモッドのジュネと一緒にマリア023をやってたわけで、なんだかこのあたりの人たちのタフさと独創性とネバリを改めて感じないではいられない今日この頃だ。
で、CDでも最近、このへんの人たちのものばっかり聴いたりしている僕でして。
そうするとね、イマドキの若手のバンドがどうしたってやわく思えてしまって、困ってしまうわけなんです、はい。
フリクション 『79’LIVE』 すごすぎっ。