10月7日(土)・8日(日)
富士宮・朝霧アリーナで、It's a beautiful day ~Camp in 朝霧Jam。
7日。朝の7時過ぎに西新宿でいつもの仲間と待ち合わせ。
ウチら夫婦は約2時間半睡眠、友達二人は一睡もせずに来てるため、バスに乗り込むと同時に爆睡。
で、あっという間に朝霧到着。
めちゃくちゃ、いい天気。
これまでで一番だ。
まずはテントはりだが、11時過ぎの段階で、けっこういっぱい。
あとから来る人たちの分も含め、かなり広くロープをはって場所取りしてる人もいたようだったけど、あれはどうなんかな~。
テントをはり終えたところで、一仕事終えた気になって、乾杯。
ライヴのスタート(14時)まで強い日差しの下でビール飲んでると、首や腕がジリジリ焼けてくるのがわかる。
早くもいい気持ちになったところで、レインボー・ステージに移動。
一番手は、クラムボン。
早速、ステーキ丼など食しながら、ダランと観る。
食べ物をフジロックみたいに並ばずにラクに買えるのも朝霧ジャムのいいところ。
ただ、なんとなく客層は若くなってる感じがする。
今年はチケットも即完だったそうだし。
そういえば、レインボー・ステージ後方のテントも、去年より弱冠前にせり出してるよう。
とはいっても、フジロックみたいにめいっぱいお客さんを入れるのではなく、余裕を残して入れているのはわかる。
溢れるほどの人になってしまっては、このイベントのよさが損なわれるゆえ。
なので、窮屈さは全然なく、この場所ならではの開放感。
レインボー・ステージ前はこんな感じ。
そして、天晴れ、フジヤマ。
こんなだもん。
二日間ともこの眺めで、富士山に感謝の言葉を述べてるアーティストも、けっこういたもんでした。
二番手は、ロン・セクスミス。
一昨年に続き、2度目の朝霧登板。
確か一昨年は小雨が降ってる中でのステージだったよなぁ。
思い出しながら彼を見ると、ジャケットの下に一昨年の朝霧ジャムのオフィシャルTを着ていた。
僕も同じの買ってたんで、なんか嬉しい。
いつものことながら、いい歌を、いい声で聴かせてくれた。
続いては、元ちとせ。
僕はもちろん、ステージ前に行って観る。
野外フェスで彼女を観るのは、デビューした頃のフジロック(ヘヴン)以来。
あの時はシュガーキューブスの「バースデイ」を歌って、僕のそばで観ていた人が、「すっげぇ~、こんなの歌うんだ~」と興奮していたのを覚えているが。
今回はフェアグラウンドアトラクションの「パーフェクト」を、あのこぶしでやりました。
パンアンアンアンアンアンフェクトって。
初めて観る人も多そうだったが、あったかい声援&拍手で、ちとせちゃん、とっても楽しそう。
観客への投げキッスに、僕のそばにいた人は「か~わいい~~」なんて声出したりもしてた。
ドクター・キョン、井上富雄ら、この日の男性3人バンドは、フェス仕様なのかな。
3人といえども、みな腕利きミュージシャンなので、安定感もグルーヴもあり。
最新作『ハナダイロ』からの曲が多かったが、「ワダツミの木」なんかもやれば、さらに沸いただろうなぁと思ったりもした。
次は、くるり。
多分、ステージ前の人口密度は、この日一番。
僕はうしろのほうで、ダラリンと観ていたのだが。
日が暮れて気温が下がり、急に寒くなってきたので、焚き火にあたるため、場を離れる。
次は、マイケル・フランティ&スピアヘッド。
5日の恵比寿リキッドでの単独ライヴは、ハンバート ハンバートを観にクアトロに行ったので、観られなかったのだが。
こっちで観ることが出来てよかったなぁと、あとでつくづくそう思った、そういういいライヴだった。
マイケル・フランティのライヴは、確かディスポーザブル・ヒーローズ・オブ・ヒップホップリシーの名で活動してた頃(もう10年くらい前か?)、確か新宿のリキッドルームだったかで観た記憶がある。観たという記憶と、よかったという印象を持った記憶はあるが、どんなだったかはあまり覚えてない。
多分、僕が彼のライヴを観るのはそれ以来で、これが2回目だ。
2メトール近くありそうな長身で、動きはしなやか。
彼が動くたび、ジャンプするたびに、長いドレッド・ヘアがふわっと揺れ、そこから色気のようなものも立ちのぼる。
彼のジャンプと、「ジャンプ! ジャンプ!」の声に合わせて、ステージ前のみんなも一斉にジャンプ。
いやぁ、よく跳んだ。
この前出た新作もそれなりに何度か聴いてたのだが、この人はCDよりライヴのほうがいい。
で、思いのほか、ルーツ・レゲエっぽいアレンジの曲が多いんだなと感じた。
昔観たときは、もっとヒップホップっぽい曲があったような気がするが、そういう要素はほとんどない。
レゲエの曲は、彼の声と、バネのある動きに合っている。聴いてて、気持ちが高まってくる。
一方、ロック的なアレンジの曲は、正直、僕はあまり面白くないなと感じた。
例えば新作収録の「アイ・ノウ・アイム・ノット・アローン」など、ちょっとU2っぽくって、生真面目な感じがしちゃうのだ。
バンドの中で要となっている太いベースとドラムのコンビネーションのよさは、レゲエ曲でこそ活きるなと思えたし、観てるみんなのノリもレゲエ曲のほうがよかったようだった。
それにしても、社会派としての強いメッセージを持ちつつも、ノリはあくまでも楽しく、間口は広く。
そんな彼らのライヴは、繰り返すが、観ることが出来てよかったなと思えたものだった。
そして、さあ、いよいよこの日のトリ、ザ・ポーグスだ。
去年はAXの単独公演とフジロックと2回観て2度とも感涙しそうになったが(去年の記事→http://ameblo.jp/junjunpa/entry-10003098276.html )、今回はそっからわすが1年とあって、最初はまだ平常心の僕。
だが、客電がおち、今回もクラッシュの「STRAIGHT TO HELL」がながれた時には、やはりグッときてしまう。
そっからはもう、歯抜けのシェインの「フガフガ」MCに苦笑しつつも、踊りっぱ。
シェイン以外のメンバーたちの演奏のキレはますますよくなり、なんだか解散してた時期があったことさえ忘れてしまいそう。
ただ、やや長めのステージではあったので、最初はステージ前で騒いでた若い人たちが途中で脱落していく姿も目にしたが……。
でもね、今回は最後がよかったんだなぁ。
アンコール。
あの名曲中の名曲「ニューヨークの夢」(前にも書いたが、あらゆるクリスマス・ソングの中で僕がもっとも好きな1曲)をやったのだ!!!
若い女性歌手も出てきて、シェインとデュエット。
曲の後半では、二人が手をとりあって、ダンス。
ああ、なんてロマンティックな光景。
そして、さらに最後の最後には、これ以上なく盛り上がるお祭りソング「フィエスタ」。
そういえば、どっちも『堕ちた天使』からの曲。彼らの全アルバムの中で、僕が当時もっともハマって聴いてたのがこれなんだが、やっぱりこれが最高傑作になるわけだな。
ファンはみ~んな大満足。
で、騒ぎ疲れてテントに帰り、そこからワインでダベリ。
4時頃まで呑んで喋って……おやすみなさい……。
ってな感じで、二日目のレポはまた明日!

