地に足がついていない。

仕事がはかどらない。

なんだかソワソワしたまま時間だけが過ぎていく。


理由はわかっている。

あいつらが来てるからだ。

だって、いるんだよ、今。東京に。

ストーンズが!


しかし、ダメだね。

今日はストーンズのライブのない日なんだから、明日に備えてガシガシ原稿書こうと思っていたはずなのに。

ストーンズ以外の音楽聴いても気持ちが入らなくて、原稿、ちっとも進まない。まるで集中できない。

気分転換にゴハン食べに行こうと思って外出たはずが、気がついたらギミーシェルターにいて、またベロTシャツ買ってたもん。

「バカか、オマエは」

雪平さんにそう言われたいくらいだわ(終わっちゃったね、アンフェア)。


というわけで。

ストーンズ来日公演初日となる昨日のお話を。



3月22日(水)


東京ドームで、ローリング・ストーンズ。


4時頃に会場に着くつもりで家を出ようと思っていた。

なんでそんなに早くかって?

そりゃ、Tシャツ買うからに決まってるでしょう。

早く行かなきゃ売り切れが出ちゃうでしょう。

しかしながら、ちょっとした個人的ハプニングがあり、出るのがずいぶん遅れてしまって。

東京ドームに着いたのは5時ちょっと過ぎ。

そのままグッズ売り場に向かうと……。

あいや~~。

既に長蛇の列。

しまった。油断した。やっぱもっと早く出ればよかった……。

と後悔しても始まらないので、とりあえず並ぶ。

しょっちゅうツアーT買ってるのに、なんでまたここでも並ぶのかって?

そりゃ、日本公演限定Tが数種売られるからですよ。

早く行かないと売り切れちゃうんだもん。

親父たち、小金持ってて、みんな財布の紐がユルくなってるんだから。


長い列のわりには、意外と早く(と言っても30分くらいはかかったか)売り場の中に入れた。

が。ここからがとんでもなく大変だったのだ。

とにかくまったく回転しない。

品物の点数が多いから、やっとの思いで前に行き着いた人は、そこで迷ったり、サイズの確認をしたりと、けっこう時間をかけちゃうし。それをさばくには店員の数が少ないし。

そもそもパンフ売り場とTシャツ売り場とを分けて作っておけばいいものを、それも一緒だし。パンフは会場内などほかの場所でも売っているのに、それについてのアナウンスもないし。

そんなんで延々と満員電車状態が続いていて。

買い物を終えた客も、必死で前に行こうとする客の波に押されて、そこから出られない。

「一歩さがってくださ~い!」「買い終えた人が出られないので、道をあけてくださ~い!」

アルバイトさんらしい女のコの店員さんたちは、ただただそう声をあげるだけ。

それにたいして苛立ちを募らせた一部の親父客は「こんな状態でさがれるわきゃねーだろ、バカヤロー」と口汚く怒鳴る。


しかし、ああいうの、やですね。

なんでそういうキレ方するかな~って閉口しちゃう。

そりゃ、この状態はどう考えたって売る側の仕切りの悪さに原因はある。

導線作ってないんだからね。

おまけに雨まで降り出すし。

苛立つ気持ちもわかるけど。

でもさ。こういう時こそ助け合いましょうよ。

いや、「この人、出させてあげて」と、動きの取れなくなってる人を助けてあげてる人ももちろんいて、ちょっと救われた気持ちにもなったんだけど。

キレて口汚く怒鳴ってる親父、あれはホント、やだったな~。


あまりに苦しい状態なので途中で諦めようかとも思ったが、引き返すのも大変なので、そのまま並び続け、ようやく前に行けてTシャツ3種をゲット。

ほかにも欲しいのがあったのだが、それはSもMも売り切れててLサイズのみ。

ガックシ。金曜のドームでまた売られることを期待しよう。

というわけで、金曜は絶対にもっと早く家を出ようと心に誓った時、時計の針は6時45分を指していたのだった。

わっ、1時間半以上じゃん。



え~~っと。

この文読んで、僕に言いたくなってますよね。

言って下さい。わかってますから。

はいどーぞ。

「バカか、オマエは」(雪平さんふうに)




レポート、もちろん続きます。