1月13日(金)
乃木坂のソニー内のスタジオで、中孝介のお披露目ミニ・ライヴ。
中孝介(あたりこうすけ)。
奄美大島出身の25歳。
高校生の時、学校行事に当時島唄の唄者として受賞したばかりの元ちとせが歌いに来たのを聴き、島唄を再発見した。
と、資料にある。
昨年9月にインディーで出したミニ・アルバム『マテリヤ』が評判になり、今年3月1日にシングル「それぞれに」でメジャー・デビュー。
ピアニストと、歌う中のふたりだけで、30分ほど。
「地上で、もっとも優しい歌声。」というキャッチ・コピーが紙資料にあり。
その優しくて透き通った声が、これからまさに多くの人の胸をうつことになるのだろうが。
この日の彼の歌を聴いてて、とりわけ僕の胸中に去来したのはまた別の思い。
1、2曲目だったか、もの悲しいトーンの曲を歌った時の彼の声の、悲しみの表現がほかにないほど圧倒的に深くて。
新しい種類のブルーズ、新しい種類のエレジーを歌える人なんじゃないかと、そんな気がした。
一度、試しに、ものすごく悲しい歌をレコーディングしてもらいたい。
それを聴いてみたい。
今月中にインタビューする予定なので、そのあたりもふってみよう。
ともあれ、間違いなく広がり、そして残っていく才能。
その後、移動し、
渋谷DUOで、クリス・ブラウン。
デビュー曲「Run It!」が全米で1位になって盛り上がっている16歳のR&B歌手。
写真やビデオより生身はもっとグッドルッキン。
背が高くて(高いよね? 多分)、スラッとしてて。
PVだと鼻の穴の大きさが目立つが(それもまたチャーミングなんだが)、実際見ると、日本人の目で見てもけっこうなイケメン君に思える。
だもんだから出てきた途端、女のコたちの「キャ~っ」ってな黄色い声。
歌えて踊れるブライテイト・スター。
最後にはバック転までキメちゃう身の軽さ。
甘い歌声は大人の女性をもメロメロにさせるもの。
メロメロって。死語でした? つい使いたくなっちゃうんだけど。
デビュー・アルバム『クリス・ブラウン』は、今月25日に日本発売。
相当の充実作。
しかし、このシーン、こうしてどんどん若い才能が出てくるな。
マリオ君だって、ましてやアッシャーだって、うかうかしてられなくなるわけだ。
それにしても16歳で、こんなことになってていいのか。
16歳で、こんなにモテる術をわかっていていいのか。
僕はその年の頃、どれほどダメダメだったか。
わしゃ登校途中に公園で「あしたのジョー」読んで、3時間目あたりからイヤ~な気分で高校行って気持ち悪くなってるような青い顔した長髪のダメ・ガキだったんでね。ハハン。
終演後、今年2度目の新年会で、ヘロヘロに。