『ねぇ、どこにいるの?』
『海に居るよ。』
『どこの海?』
『貴方の地元の海』だけど。
って言うか、なんでそんな泣きそうなの?
『じゅんのこと』怒らしちゃたと思って。
『怒ってはないよ。』
『ただ呆れているだけ。』
『もしかして、もう私のこと嫌いになった?』
『うーん、好きとか嫌いとか正直言ってよくわからない。』
『Yちゃん、俺、もう帰るよ。』
『Yちゃんのこと帰り送っていけずごめん。』
そして、僕が向かったのは以前から憧れていた、『Sビーチ』
この海は、何となくサーフィン、サーファーってイメージだけど、波が全然無いな。
でも、何となく、こっちの海の方が落ち着く。
アレ?
ショップかな?
近くまで行って見ると、『サーフショップ』って事が分かった。
『サーフィン』『サーファー』何か、響きが良いな。
いつか、挑戦してみたいけど、スノボーみたいに簡単ではないな。
僕は、この日『湘南の海で途方に暮れた。』