パワースポットがブームになってがら20年を経ましたが、一向に陰りがみえず、むしろ過熱気味の昨今です。
運気アップや縁結び、祈願成就、商売繁昌のご利益を求めて、若い女性のみならず、最近では経営者までが、パワースポット巡りに傾倒している状況です。
周知のようにパワースポットとは、地球に存在する特別な「場」のことで、エネルギースポット、気揚とも呼ばれています。
ブームの発端は、アメリカ発の「ニューエイジ・スピリチュアルブーム」が、日本に上陸した2000年代にはじまり、精神世界を探求する人たちの間で瞬くうちに浸透し始めました。
私は現在、出版準備を進めている、川西市の神秀山・満願寺の寺伝執筆のために、同山開基の若田勝道上人の事績を尋ねて、日光探訪の旅をしました。
勝道上人は日光開山の祖として、関東圏ではつとに高名ですが、勝道上人ゆかりの霊山、男体山(標高2、484メートル)を登頂
した途中で、凄まじい霊気に触れました。
勝道上人の墓地がある、奥日光の開山堂近くにある、仏岩周辺に立ち込める鬼気迫る、尋常でない気に身体を締め付けられました。
もう一か所は、男体山の山麓、中禅寺湖に浮かぶ小さな島、上野島です。ここには勝道上人の遺骨の一部を納めた廟があります。
島に上陸することは敵わず、遊覧船で近寄っただけですが、上人没後1千年以上経た今も、霊山日光を守護する上人の情念に、魂を揺さぶられました。
私は運勢鑑定をはじめて30年になりますが、相談者の中には重度の霊障に祟られた人もいて、霊的浄化を体験的に学んできました。山岳信仰で鍛え抜いた、修験道の加護を切に祈る心境です。

