雨ふると、心が沈む、木の芽の時
春休みもそろそろ終わりにさしかかりました。
前半は、大阪、京都に旅行。
ほぼ毎日誰かと遊んでおりました。
うってかわって後半はほぼ一人で過ごしております。
いくら一人大好き人間の僕でもこのひとりぼっち具合はこたえました。
では続きを
絆創膏を持って僕の足に貼ってくれた彼女。
え?こいつもしかして僕のこと好きなんじゃないのか?
といろいろな思いが駆け巡ります。
がなにしろ足が痛い。
ここは人間観察しよう作戦だ。
人間観察しようといいどっかのベンチに座り続けました。
日も暮れてきて、そろそろ彼女をホテルに送らなければなりません。
ん?
ん?
彼女はホテルを予約していませんでした。
たしか連休前でどのホテルもいっぱいだった。
恋人でもない二人のホテル探しの旅が始まります。
ラブホテルからビシネスホテルまでひたすら探す僕たち。
彼女は漫画喫茶にでも泊まるつもりだったらしいのですが、あまりの夜の難波にひびってしまい怖くなったらしいです。
途中僕が、怖いの?怖いの?と何度もからかっていると彼女は本気で怒り、しばらく黙ってしまった。
これが最初の喧嘩だった。
探し続けること二時間ようやく一軒のラブホテルが見つかった。
やらしい気持ちとかはまったくなくとにかくホテルが見つかった安堵感でいっぱいになり、すぐに入った。
そして、ホテルに入って
五分もしないうちに
僕は寝た。