そのため、マホメットやナポレオンが使っていたとも言えます。
カーネリアンの石言葉は、勇気・友情・連帯・喜び・落ち着き・精神バランスなどです。肉体的、精神的に奮い立たせ、肯定的で積極的な行動を起こさせるような暗示の石言葉を持っています。
このように肯定的な石言葉を持つだけに、有力者だけでなく、誰にでも身に着けるといいことがありそう、というパワーストーン的にも受け止められます。
実際、現在はパワーストーンの一種として、宝飾品としてだけでなく用いられています。自分が積極的になるためだけでなく、一種の開運グッズでもあります。また、ヒーリング効果もあるという話もあります。血流を良くするためではないかと言われますが、今後の科学的な研究を待つ内容です。
いずれにしても、長い歴史のなかで、洋の東西を超えて、多くの権力者を虜にしてきた事実自体がこのカーネリアンの卓越した価値を物語っています。
この石のメッセージは多岐に渡ります。
その名のとおり月の満ち欠けによってその輝きを微妙に変化させ、古代より月の光が宿る『月の石』『聖なる石』として大切にされてきました。
この神秘的な天然石は、暗黒の夜空を照らす月光が悪魔を追い払い、未来を予知するパワーを与えると言われます。
前述のように闇を照らす月光という由来から悪霊を追い出す力があると信じられ、そこから派生して肉体や精神を高め守るという大きなメッセージが託されました。
具体的には、ストレスを和らげたり、月は女性性なので女性の人生における体調周期を整えてくれます。
これは子宝・安産の象徴ということですから、転じて愛を多く受けられる・生み出せるという意味にもなります。ここから、石言葉は「恋の予感」「純粋な恋」となりました。
シラーの種類でホワイトムーンストーンという名の物もありますが、こちらの石言葉は「計画」です。
月の満ち欠けが定期的で暦として扱われ、信仰のもとにも自然科学の基礎にもなったことからこのイメージがついたのでしょう。このことから「予知能力を高める」という力も宿るとされています。
高い意識を保ち、自分を向上させることに喜びを感じるようになり、次なるステージへの道しるべを示してくれるとも言われます。
先を見据える目がある、人生の旅を明るく照らす案内となる。旅に出る相手に現在も未来も安全に進めるようにと贈るお守りに最適であり、恋人同士の人生行路上の約束を誓うアイテムともなりました。
ポジティブな力を全てその身に包括しているムーンストーン。
またこの石は「旅の石」とも言われ旅の安全を守るお守りとして昔から用いられてきました。
感情や感受性、直観力に影響を与えることから、情緒的なバランスを保ち、感性を豊かにしてくれます。
また愛を満たしていく『恋人たちの石』とも呼ばれ、穏やかに続く永遠の愛を約束します。
これを手にすればどなたでも即座に愛に満たされ、未来に約束されているさまざまな機会を逃さずキャッチできる明るい目を持てるようになります。この秘められたメッセージを大切な人に贈るのもまた喜びとなるでしょう。

