やっと行けました「祖父江慎+コズフィッシュ展 ブックデザイ」。え?最後に「ン」を入れたい?でも入れない。これが正解。「ブックデザイ」。
ざっくり言うと、本の装丁の第一人者、祖父江慎さんのこれまでとこれからを見ることができる展覧会です。
あなたの家にも必ずあるはず「祖父江本」。装丁のみならず、本文の組版とか紙質とか加工とか、ひっくるめてブックデザインのすべてを手がける、しかもそれが膨大な仕事量というすごい人のすごい展示。
なんという発想力となんという細かい指定! 仕事帰りに行ったら、仕事の続きの気分になってしまってちょっと疲れた。
私があの指定紙で校正しろって言われたら、逃げてしまいそうな、組版だけでも20行近く書き込まれた指定(´Д` )
さらに装丁に関わる、紙質・色・インク・処理・フォント指定・文字位置・イラスト指定・帯指定…おおなんてこった書ききれないぜ。
ちらっとでもお見せしたいんだけど、館内撮影禁止なのよねー。
校正に興味がある人は行って損はない、てか行くべきだ!←断言
ふー、めずらしく熱くなってしまったわ。ちょっと校正の話でもしよう←プライオリティーが
お道具第4弾!でででん!
ダーマト!
芯のぶっとい色鉛筆みたいなので、芯を出すときは本体に付いてる糸を引っ張って、木の部分をくるくるくるーと娘の帯を引っぺがす要領で取るヤツです←わかりやすいたとえ
*そういえば、校正してると「たとえ」って「例え」と「喩え」で悩むんだよなー。まあ「例え」か開いちゃう(ひらがなにしちゃうことですね)か、なんだけど。なんか「喩え」ってかっこいいじゃん。
ダーマトは、主に赤字消しに使います。ゲラに書いた赤字が、次のゲラで直ってたら赤字の上にダーマトでチェックを入れる。
特に鉛筆が乗りにくい時(ツルツルして書けないとかね)に力を発揮します。
赤字消しは、丁寧にやるときは同時に新ゲラの直した箇所にも鉛筆チェックを入れるので、右手に鉛筆左手にダーマトという、バルタン星人みたいなスタイルになって職人ぽい感じで楽しいよ!
あーダーマトくるくるむきたい。あれが快感なのー。
