四半世紀…正確には26年前
新美南吉生誕80周年没後50周年記念ミュージカル
「ごんぎつね」で「ごん」役をさせていただきました。
初演の1993年の時私は20歳で、、、
(その時からだと28年前かっ)
制作発表の時には、着物を着させていただいたり愛知のCBCテレビの密着取材があったり。。。
色々なミュージカルに出させていただきましたが、私にとって
とても特別な作品。
このミュージカルでは新美南吉先生の「明日」という詩に
曲をつけて歌うシーンがあり、中日劇場(名古屋)での
公演の時は特別に名古屋市の小学生たちがそのシーンに参加して
一緒に歌うということがありました。
前置きが長くなってしまいましたが、そのシーンに参加していただいた児童合唱を担当されていた嶋田先生から26年ぶりに
連絡をいただいたんです
色々資料を整理していたら、当時の本番やリハーサルの
映像が出てきました。CBCで放送された番組と一緒によかったら送りましょうか。と
数日後、4枚のDVDと
嶋田浩文先生が現在 常任指揮者をされている
少年少女のための合唱団「空」のCDを送っていただきました。
一緒に入っていたお手紙に
最終日に先生が子ども達に「何か内田さんにお礼ができないか」と問いかけると、「花束を送ろう」「でも1日で枯れる」「寄せ書きを書こう」などの結果「形ではなく心に残るプレゼントを
」ということで会場に向かう送迎バスの車中と楽屋で
「生まれたよ、ありがとう」を練習したのを記憶しています。と
「生まれたよ、ありがとう」はGONのテーマとして
劇中で私が歌わせていただき、CDにもなった曲なんです。
お手紙を読んで、その当時の光景が蘇り
胸がく〜っと熱くなりました。
当時も子ども達が楽屋で、私に向けて歌ってくれたことに
すごく感動したのですが、その前にみんなで話し合って練習してという過程を26年の時を超えて知ることができ
本当にわたしってば幸せ者だと心から思いました
そしてそうしたきっかけを作ってくださった嶋田先生に
感謝します。有難うございました。
私も嶋田先生のように、生徒たちに素敵な体験を
プレゼントできるように、これからも頑張ろう