ミトコンドリアは母からしか仔に伝わりません。
逆に父のミトコンドリアは仔に入らないということです。
つまり精子が卵子に入っても、元々父にとっても異物の父のミトコンドリアは、卵子に拒否されるということですね。
そのことから血統表からファミリーナンバーを考察することが大事になります。個人的にはそれ以外にもBMSラインは心肺機能を遺伝するといわれます。 やはり繁殖牝馬は仔のスケールを決めるといわれており最重要であるといえますね。
※「ミトコンドリア」
ミトコンドリアはその起源として、プロテオバクテリアのような好気性細菌が真核細胞の前身となる細胞に寄生することで、その後の共生進化を経て現在のような形に落ち着いたと考えられている。例えば、ミトコンドリア内には核とは独立したゲノム(ミトコンドリアDNAと呼ぶ)が存在し、また他のオルガネラには見られない二重の膜構造になっていることなどは、このオルガネラが細胞本体以外の別の生物に由来すること連想させる。
細胞内におけるミトコンドリアの重要な役割としては、エネルギー(アデノシン三リン酸;ATP)の産生(エネルギープラント)である。それ以外にも、細胞内カルシウムイオン濃度の調節や脂質の酸化(ベーター酸化)、また近年は免疫反応においても不可欠な働きをしていることが明らかになってきた。このように、ミトコンドリアは細胞の営みにおいて、まさに司令塔のような役割をしており、更なる役割を解き明かすために現在でも世界中で盛んに研究が行われている。
例えば 出資が決定したP-40 なら
https://www.jbis.or.jp/topics/simulation/result/?sire=0001025279&broodmare=0000805115&x=95&y=17
ファミリーNoは、⑦号族ーc アストニシメント系
クリフジ・ファイトガリバー。メジロマックイーン、オフサイドトラップ、トロットスター、ショウナンカンプ、サンライズバッカス等を輩出、近年ではダートで重賞活躍するサンライズノヴァや当馬の父他が居ます。
BMSラインは、Cosmah(USA)~Angelic(GB)~Macaroni(GB)
母系からは、スタミナとパワーが補完されそう。しかし母キングズベリー産駒は兄キングズガード以外は余り勝てていない!又どの仔もデビューが遅く超晩成血脈と思われる。
母キングズベリーはNorthern Dancer4×4・5とSquander4×4のインブリードを持ち近交係数の高い繁殖。それに強いクロスを持たないシニスターミニスターは、緊張と緩和で相性がよさそう。 現況も体幹が弱くフラフラと歩いている姿をみるとやはり晩成ダート馬だと思います。