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業柄、終末医療に参画する事があります。本日、心肺・腎機能の低下より全身状態が悪く生命維持も難しい状態の高齢患者様の全身の痛みをどうにかして欲しいとの要望がありました。
SPO2が極端に悪くて医師が踏ん切りがつかなかった様子ですが、低用量のモルヒネ坐剤を使用してみました。10年来の下肢関節を主にする激しい疼痛が緩和したそうです。 そこで、人生最後のお願いと言う事で、長年守り続けていたご自宅をもう一度だけでいいので見てみたいとの事でした。
このおばあちゃんが在宅時、私が数年、在宅往診を担当していました。当時から、体動時の痛みが激しく。「歳が歳なので楽しみもなくて生きていてもいいことがないと」嘆いておられて居られましたので、僕の趣味である競馬のお話。ささやかな一口馬主ライフの与太話を聞いて頂いて、一度テレビで一緒に応援できればいいな~とお話していた事を思い出しました!しかし、田舎で一般のTV放映を見て頂くとすれば11Rのメイン番組で勝てる様な持ち馬がいなくてはなりません。。が・・・残念ながらそうそうそんな馬は現れず、おばあちゃんと往診時に一緒に応援は出来ませんでした。 1年程前に、在宅での治療は諦め病院のベットとケアハウスで生命維持の状態になっており1年ぶりにベットサイドへ除痛のためにお邪魔した訳ですが、痛みが取れたのか?『生きる意欲が湧いたもう一度自分の家がみたいと』。立ち上がる事は出来ずに、ケアハウスの車の中からですが、1年ぶりに自宅が見れて涙を流され喜ばれました。その時、『おばあちゃんとこの家で数年前、G1に出れるような馬が現れたら!お邪魔するから、一緒に応援しよっか?!』ってお誘いしたら・・・ 喜んで、それを楽しみに生きてくよ!っていわれた数年前の一場面と先週のフレンチカクタスの桜花賞がダブって、ご自宅前の車中で一緒に久しぶりに人前で泣きました』 ありがとう おばあちゃん!ありがとう カクタス!
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